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年の瀬も押し迫る令和2年12月21日(月曜)に、区民参画組織 麻布を語る会 麻布地区政策分科会の唯是 一寿(ゆいぜ かずとし)座長と堂園 柾美(どうぞの まさみ)副座長が、分科会を代表してこの1年間の活動を振り返りました。
#麻布地区政策分科会
事務局:今年度は、おふたりのご判断で、急遽、梅雨真っただ中の7月2日(木曜)にプレ分科会を開催しましたね。
唯是座長:提言書は新型コロナウイルス感染症の影響が想定されていないため、現状での意見交換が必要だったことと、一変した生活環境の中、委員の皆さんの安否が気がかりでしたので、お互いの近況報告の場として開催したいと思いました。
堂園副座長:不要不急の外出をせずに済むようオンラインでの開催を提案しました。急なことでしたが、オンラインと区民協働スペース合わせて18名もの皆さんが出席されましたね。
事務局:そうですね。その後もオンラインと会議室を併用して既に3回開催していますが、出席率が高く、先月の第2回分科会も17名の委員さんにご出席いただきました。リモートで気軽に参加できる環境も大切だと改めて感じています。
唯是座長:第2回は、堂園副座長に司会進行を担当していただきましたが、これで、正副座長どちらもオンラインでの司会進行を経験しました。危機対応も考慮しています。
堂園副座長:私はずっとオンラインで参加していましたが、第2回の時、久しぶりに麻布区民協働スペースに来てみて、ハイブリッドでの運営は思っていた以上に大変だなと実感しました。事務局と事業者の皆様、改めてありがとうございます。
事務局:第2回分科会は、途中、事務局の説明が聞こえにくいと複数の委員からご指摘をいただいてしまいました。申し訳ありませんでした。
唯是座長:試行錯誤しながらの開催であることは委員各位も理解していますし、ベストを尽くしていると思いますよ。
堂園副座長:ハイブリッドミーティングも今となってはとてもノーマルに感じますね。
事務局:いえいえ、こちらの声は皆様に届いているか、途中で通信が切断しないか、毎回、ひやひやしながら開催しています。
唯是座長:今後はさらにオンラインの機会が増えるでしょうし、区民協働スペースへのWi-Fiの導入など、区は早急に通信環境の整備を進めるべきと思います。よろしくお願いします。
▲初めてのオンライン分科会「全員集合!」
▲会議室では、オンラインの様子をスクリーンで共有
事務局:令和元年度の麻布地区政策分科会の取組が、第15回マニフェスト大賞エリア選抜(外部サイトへリンク)に選ばれましたね。おめでとうございます。今年度は、過去最多の2,842件の応募があり、その中でエリア選抜に残った団体・個人はたった138件だそうです。
唯是座長:全国の自治体・政治関連の団体等がそれだけ応募したということですね。皆さんとともに作り上げた提言書を、今年初めてエントリーしましたが、最終選考の優秀賞35件には残りませんでした。残念です。
堂園副座長:多くの団体が応募した中、エリア選抜に選ばれたことは、本当に素晴らしいことです。これからも一緒に色々と試してみて、成功例を分科会の取組に加えていければよいと思います。今回の結果にめげずに、次は、コロナ禍のニューノーマルに対する取組でチャレンジしてもいいかなと思っています。
唯是座長:そうですね。また次回、挑戦できる機会を楽しみにしています。皆さんにはご協力いただきありがとうございました。
▲マニフェスト大賞認定証
▲多彩なメンバーが議論を重ねまとめた「AZABU2020 港区基本計画・麻布地区版計画書策定に向けた提言書」(PDF:7,876KB)♯AZABU2020
▲グループ討議とメンバー全体での情報共有の様子
事務局:今年は、対面でのコミュニケーションが難しい状況が続く中、麻布地区政策分科会はいち早くオンライン会議に取り組みましたね。私たち事務局も試行錯誤でしたが、大変勉強になりましたし、とりわけ強く印象に残った1年でした。
堂園副座長:ステイホームで人と人との接触機会が減ってしまい、寂しさを感じていた方もたくさんいたのではないでしょうか。そんな中、私たちは活動を続けることができました。こんな時だからこそ、途切れることなく活動できたのは、私自身も皆さんにとっても心強かったと思いますし、来年もみんなで知恵を出し合って、ベストを尽くしていきたいと思います。
唯是座長:私は平成25年から本分科会に参加していますが、長く続ける中で感じることは、法律や条例等で規制したとしても、最終的には一人ひとりが他者への配慮や気遣い、思いやりの気持ちを持つことが基本で、その連鎖が良好なコミュニティの維持に欠かせません。
堂園副座長:こんな社会情勢ですから、なおさら、お互い優しい気持ちで過ごしたいですね。
唯是座長:今後も、麻布地区政策分科会は区民の手本となるよう進めていきたいと考えています。よろしくお願いします。
堂園副座長:そうですね。私たちはみんなで協働して運営している組織ですから、来年も一緒に色々と試してみて、成功例をニューノーマルにしていきましょう!
事務局:本年も、ご多忙の中、どうもありがとうございました。まもなく訪れる令和3年も、引き続きよろしくお願いいたします。
これまでの分科会の活動は、次のページをご覧ください。
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