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更新日:2017年5月25日

地域の資源である運河について東京海洋大学と考えます

平成29年5月18日(木曜)、東京海洋大学が港南中学校の2年生を対象として、第1回運河学習を行いました。

運河の現状や問題を地元の港南中学校の生徒に広く知ってもらい、身近な環境に興味をもつ機会を東京海洋大学とともに作っています。

現状認識・問題把握

生徒たちは、「運河にはどういうイメージがありますか。」という問いに対して、昨年度の先輩たちの発表ビデオを見ながら考えました。

運河のイメージとしては、「くさいときがある」「水が濁っている」などの意見が出ました。

また、そのイメージをもとに運河の環境をより良くする方法を自由に考えたのち、「自然環境の保全」の動画を見ました。

その動画で生徒たちは、自然環境で起こっている問題やなぜそういった問題が起こるか、またより良い環境を取り戻すためにうまく付き合う方法について学び、どうしたら運河の環境が改善されるかについてより深く考えました。

 

20170518_運河学習1

佐々木准教授による説明

 

20170518_運河学習5

昨年度の発表を見て考える

鉄炭団子についての講演

生徒たちは、鉄炭団子による環境改善について地球環境を守る研究を長年やってこられた、無有産(むーぶ)研究所所長・杉本幹生先生の講演を聞きました。

杉本先生は、「運河の環境問題を自分の問題だと思って、自覚や気概を持って考えてほしい。そして今日知ったことを周りの人に教えてほしい。」と生徒に伝えました。

また鉄炭団子の効果や鉄炭ヘドロ電池について、実際の現場の写真や実物をもとに説明しました。

 

20170518_運河学習2

杉本先生の講演

 

20170518_運河学習4

鉄炭ヘドロ電池

今後のスケジュール

2年生のカニ護岸での運河学習の年間計画は次のとおりです。

  • 平成29年6月8日(木曜)
  • 平成29年7月13日(木曜)
  • 平成29年9月21日(木曜)
  • 平成29年11月16日(木曜)
  • 平成30年1月11日(木曜)

鉄炭団子とは

鉄炭団子は鉄と炭が一緒になった団子です。鉄と炭が密着した鉄炭団子を水中に入れると、鉄イオンが溶け出して水中に増えていきます。溶け出した鉄イオンは、赤潮やアオコの原因となるリンなどと化学反応し、有害プランクトンの発生を抑制します。また、鉄イオンは水中にある化学物質と結合し、それを水中生物がミネラルとして吸収していきます。これにより光合成を行う水中生物が増加・活性化することによって、水中の二酸化炭素を吸収し酸素を発生させる働きが活発になり、水質の改善だけでなく、空気環境の向上や温暖化防止にも効果が期待できます。

発案者(知的財産権保有者):無有産(むーぶ)研究所・杉本幹生氏

芝浦アイランドのカニ護岸と潮溜まり

芝浦アイランド西岸の夕凪橋から南側にかけての護岸(約200メートル)は、カニが生息できるように工夫された特殊なテラス型の護岸で、「カニ護岸」と称されています。普段は立ち入ることができませんが、カニ護岸には自然に近い形の特殊なパネルがはめ込まれており、大小さまざまなカニが棲み処にしています。また、潮の満ち引きに応じて運河の水が入るよう工夫された潮溜まり(タイドプール)が2箇所設けられており、運河に生息する生物の生息環境を観察できるようになっています。

関連リンク

よくある質問

「よくある質問コンテンツ」をご活用ください。 よくある質問入り口

お問い合わせ

所属課室:芝浦港南地区総合支所協働推進課ベイエリア活性化推進担当

電話番号:03-6435-0481

ファックス番号:03-5445-4590