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更新日:2021年7月19日

「水辺のまちサーキュラーLAB.」~食のサーキュラー~実践編

令和3年7月某日、6月に行った「ドーナッツ会議」の中で、食育とサーキュラー(※)について話が盛り上がりました。そこで、いつも捨ててしまいがちな食材をおやつに変える取組を行います。

※廃棄物をなくすと、生活排水の質が変わり、運河の水質の悪化を防ぐ一助となります。

当日の様子

芝浦港南地域のレストランでシェフをされている馬渡さんと、芝浦港南地域に住む小学生のまんてん君をゲストにお迎えしました。野菜の皮や賞味期限が迫っている飲み物など、ご家庭で残ったり捨ててしまっているものを別の食べ物に変える方法を学びました。

【野菜チップス】ゲスト:馬渡さん(シェフ)/まんてん君(小学生)

 

野菜の皮を調理

普段からお母さんのお手伝いをしているまんてん君。

手際がとてもいい!

低温でじっくり揚げることで、

素材のうまみを逃がしません。

野菜の皮を調理2

おやつにぴったりの野菜チップス。

カラッと揚がり、仲良くポーズを決める2人。

いつの間にか息ぴったりの2人は、

会話も楽しみながら調理を行っていました。

 

野菜の皮を調理3

今回は、さつまいも・じゃがいも・にんじんの

3種類を揚げました。

それぞれどんな味がするのでしょうか。

楽しみですね。

 

 

野菜の皮を調理4

これまで捨てていた野菜の皮が、

簡単に「野菜チップス」へと変身。

実は、野菜の皮には栄養がたっぷり詰まっているんです。

おやつだけでなく、ごはんのお供にもぴったり!

ぜひご家庭で挑戦してみてください。

【コーヒーゼリー】ゲスト:かなさん(カフェスタッフ)/まんてん君(小学生)

コーヒーゼリー

SHIBAURA HOUSEの1Fにあるカフェで働く

かなさんをお迎えし、

コーヒーゼリーの作り方を教わりました。

デザート作りと聞き、

まんてん君もワクワクしていました。

コーヒーゼリー2

コーヒーを鍋へと移し、

泡だて器とヘラを使用して、加熱していきます。

とてもいい香りが部屋中に広がりました。

 

 

コーヒーゼリー3

5~7分程度でコーヒーゼリーの元が完成します。

あとは冷やして待つだけ!

今回はコーヒーですが、

賞味期限が迫ったジュースでも代用することができ、

今までは捨ててしまっていたものが、

簡単にデザートへと変身します。

子どもたちも喜ぶこと間違いなしですね。

インタビュー

今回、2種類の料理に挑戦したまんてん君。

普段は捨ててしまう食材が、

こんなに簡単に料理することができ、驚いていました。

「お家に帰ったら、お父さんお母さんに作ってあげたい」

と、喜んでいた姿が印象的でした。

 

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今回は簡単な調理によって、家庭ごみを減らす取組をご紹介しました。

こうした小さな取組が、サーキュラー・エコノミー(循環型経済)への第一歩となり、芝浦港南地区の地域資源である運河の水質や生活環境の改善へと繋がっていきます。

ぜひ、ご家庭で試してみてください。

サーキュラー・エコノミー(循環型経済)の考え方

サーキュラー・エコノミー(循環型経済)とは、これまで廃棄されていた製品や原材料(食やものなど)を新たな資源と捉え、廃棄物を出すことなく、資源を循環させる経済の仕組みです。日本で浸透している「Reduce(ごみを減らす)」、「Reuse(再利用する)」、「Recycle(資源として再活用する)」の多少の廃棄物を発生してしまう「3R」とは発想が異なります。
サーキュラー・エコノミーの実現には、メーカー・小売・回収・リサイクル企業など様々な業種の連携が必要となるほか、地域住民等の消費者からの協力も必須であり、あらゆる人々の協働が必要不可欠です。
日々の生活において廃棄物等を減らすことができれば、運河の水質や私たちの周辺の生活環境にも良い影響を与えることができます。また、環境にやさしいだけでなく、持続可能な経済成長を実現することが可能になります。

ドーナッツ会議とは

ドーナッツ会議とは、ドーナッツのように360°の立場と視点を持つ会議スタイルのイベントです。ここでは、地域住民や企業、学校など様々な立場の方が集まり、各テーマについて学び、意見を交わし、芝浦港南地域について一緒に考えていきます。そのなかで「テーマについて学ぶ」⇒「実行する」⇒「結果を検証する」という小さな実験のサイクルを繰り返していき、地域に合った取組を探していきます。今年度は、「食」「もの」「水辺スペース」をテーマに取組を進めます。

 


 

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