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更新日:2018年6月23日

東京海洋大学と運河学習を行いました

平成30年6月21日(木曜)、東京海洋大学が港南中学校の2年生を対象として、第1回運河学習を行いました。

これから一年を通して、芝浦港南地区の貴重な地域資源である運河をテーマに、講義やフィールドワーク等の運河学習を実施します。

第1回目となる今回は、地球環境を守る研究を長年やってこられた杉本先生を講師に迎え、水質浄化に効果のある「鉄炭団子」に関する講義を受け、もっときれいな運河にするにはどうしたらいいかを考えました。

現状認識・問題把握

まず、東京海洋大学の佐々木教授から、運河に関するいくつかの質問を投げかけ、生徒たちの運河への認識を確認しました。

Q運河についてどう思いますか?

生徒たちの意見:「水が汚い」「少し汚いけど魚がいる」

Qなぜ運河が汚いと思いますか?

生徒たちの意見:「生活排水の影響」「人口が多すぎて下水の処理が追いつかない」「雨が降ると水があふれてしまう」

続いて、佐々木教授から赤潮や青潮、下水道の仕組みについて簡単に説明を受けました。

生徒からは、「家庭での生活排水に気をつけたい」「ごみを減らして運河の環境をよくしたい」といった感想が聞かれました。

鉄炭団子についての講演

生徒たちは、鉄炭団子による環境改善についての研究を長年やってこられた、無有産(むーぶ)研究所所長・杉本先生の講演を聞きました。

杉本先生は、「運河の環境問題を他人事だと思わずに、自分の問題としてとらえ、考えてほしい」「今日聞いたことを帰ったら家族にも話して、みんなで考えてほしい」と生徒たちに伝えました。

 

杉本先生の講義

佐々木教授の講義

今後のスケジュール

運河学習の年間計画は次のとおりです。

  • 平成30年6月28日(木曜)
  • 平成30年7月12日(木曜)
  • 平成30年10月18日(木曜)
  • 平成30年12月6日(木曜)
  • 平成31年2月7日(木曜)

鉄炭団子とは

鉄炭団子は鉄と炭が一緒になった団子です。鉄と炭が密着した鉄炭団子を水中に入れると、鉄イオンが溶け出して水中に増えていきます。溶け出した鉄イオンは、赤潮やアオコの原因となるリンなどと化学反応し、有害プランクトンの発生を抑制します。また、鉄イオンは水中にある化学物質と結合し、それを水中生物がミネラルとして吸収していきます。これにより光合成を行う水中生物が増加・活性化することによって、水中の二酸化炭素を吸収し酸素を発生させる働きが活発になり、水質の改善だけでなく、空気環境の向上や温暖化防止にも効果が期待できます。

発案者(知的財産権保有者):無有産(むーぶ)研究所・杉本幹生氏

芝浦アイランドのカニ護岸と潮溜まり

芝浦アイランド西岸の夕凪橋から南側にかけての護岸(約200メートル)は、カニが生息できるように工夫された特殊なテラス型の護岸で、「カニ護岸」と称されています。普段は立ち入ることができませんが、カニ護岸には自然に近い形の特殊なパネルがはめ込まれており、大小さまざまなカニが棲み処にしています。また、潮の満ち引きに応じて運河の水が入るよう工夫された潮溜まり(タイドプール)が2箇所設けられており、運河に生息する生物の生息環境を観察できるようになっています。

よくある質問

「よくある質問コンテンツ」をご活用ください。 よくある質問入り口

お問い合わせ

所属課室:芝浦港南地区総合支所協働推進課ベイエリア活性化推進担当

電話番号:03-6435-0481

ファックス番号:03-5445-4590