現在のページ:トップページ > 産業・文化・観光 > 文化・芸術振興 > 文化芸術振興事業 > 六本木アートナイト > 六本木アートナイト2019を開催しました

ここから本文です。

更新日:2019年7月6日

六本木アートナイト2019を開催しました

2019年5月25日(土曜日)から5月26日(日曜日)に、六本木アートナイト2019が開催されました。


今年のテーマは「夜の旅、昼の夢」六本木アートナイト2019宣伝用イメージ画像

メインプログラムのアーティストには、アジアの現代アート界を代表するチェ・ジョンファ(崔正化)さんを迎え、六本木ヒルズ、国立新美術館、東京ミッドタウン等に作品が展開されました。

また、アートを通じて多様性への理解を深めることができるプログラムとして、「『表現する歓び』アール・ブリュットの先駆者達 Paleo~Neo」が実施されました。さらに、六本木アートナイトをバリアフリーで巡る「インクルーシブ・ツアー」や「外国語ガイドレクチャー"Speakeasy at Roppongi Art Night 2019"」など、障害の有無や国籍に関わらず、誰もがアートに触れることができるプログラムが実施されました。

その他、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンス等の多様な作品が六本木の街を舞台に展開され、約80万人の来場がありました。


六本木アートナイトとは

生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案と、大都市東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に開催する、一夜限りのアートの饗宴です。様々な商業施設や文化施設が集積する六本木を舞台に、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンス等の多様な作品を街なかに点在させ、非日常的な一夜限りの体験をつくり出す本イベントは、東京を代表するアートの祭典として2009年3月にスタートし、年々発展を続けています。

六本木アートナイト2019テーマ

「夜の旅、昼の夢」

六本木の街に拡がる現代アート、パフォーマンス、映像、音楽などの多様なアート作品。
アートを巡る一夜限りの旅に出ましょう。
街を彩るアートが創造するのは時空を超えた体験。この旅の終わりに見る夢はどのようなものなのでしょう。
六本木の街なかを移動する赤い玉、巨大バルーン、光る鳥、浮遊する岩など、世界各地から集まった約80数点のインスタレーションやパフォーマンスとともに「夜の旅、昼の夢」をどうぞお楽しみください。

プログラムの一部を紹介します

コアタイムキックオフセレモニー(六本木ヒルズアリーナ)

挨拶をする港区長(武井雅昭)六本木アートナイト実行委員長、東京都知事、港区長(左の写真)、文化庁審議官の挨拶の後、メインプログラムのアーティストであるチェ・ジョンファさんをはじめとする多くのアーティスト達が登場し、六本木アートナイト2019のコアタイムの幕開けが宣言されました。

 

 

オレカTX

オープニングアクト「巨人のオモチャの音楽会」

スペイン・バスクの伝統打楽器「チャパルタ」を演奏するグループ「オレカTX」による、「巨人のオモチャ」をコンセプトにした音楽演奏とパフォーマンス。その美しくも幻想的な世界に多くの観客が魅了されました。

 オープニングアクト「巨人のオモチャの音楽会」

メインプログラム

メインアーティスト:チェ・ジョンファ(崔正化)さん

チェジョンファさん

写真:Kim Dowon

【プロフィール】

1961年韓国ソウル生まれ、同在住。ヴェネチア・ビエンナーレ2005では韓国館の代表に選ばれたほか、リバプールやシドニー、台北、リヨンなど世界中の芸術祭に参加している。また、平昌2018パラリンピック冬季競技大会では、開会式・閉会式のアートディレクターを務めるなど活躍の幅を広げている。

六本木ヒルズフルーツ・ツリー

フルーツ・ツリー

果物や野菜がぎゅっと詰まったカラフルなバルーン彫刻が、六本木ヒルズアリーナを鮮やかに彩り、魔法の庭へと姿を変えました。

合成ビニール製の彫刻は、自然界と人工物の双方にある美しさを表現しています。

 

東京ミッドタウン
ライフ・ライフライフ・ライフ

数えきれないほど多くのくねくねバルーンによってつくられた作品が東京ミッドタウンのキャノピー・スクエアに登場しました。

チェ・ジョンファさんは、日常に溢れたカラフルなオブジェクトを素材に作品を制作しています。それらは人生やその豊かさを謳歌しつつ、過剰な消費によって支えられている私たちのライフスタイルにも意識を向けさせます。この作品は、子供の頃の楽しい思い出を想起させるだけでなく、モノに溢れた現代世界の様相も示唆しています。

国立新美術館みんなで集めよう

みんなで集めよう

プラスチック製のカゴ、お皿、鍋などを寄付してもらい、それらを土台に設置された棒に通して積み重ねたアート作品。鮮やかな色と個性豊かなフォルムをした作品が、国立新美術館の正門チケットブース横等を飾りました。

様々なプログラムが六本木のまちなかに展開

六本木交差点の橋脚のアート六本木交差点
普段、無機質な六本木交差点が華やかに飾られ、六本木アートナイトでしか見ることができない空間が生まれました。

 六本木交差点に飾られた提灯

 

「表現する歓び」アール・ブリュットの先駆者達 Paleo~Neo

「表現する歓び」アール・ブリュットの先駆者達 Paleo~Neo

(六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペース)

日本におけるアール・ブリュットの原点とも言える作品が展示されました。純粋に自分が生きるために制作し続けた作家達による作品は、強いエネルギーにあふれ、見る人たちを引き付けました。

※アール・ブリュットとは、既存の美術教育や文化等に左右されず、自身の内面からあふれ出る衝動のままに表現された芸術です。

 

スリープ角文平

スリープ(港区立六本木西公園)

港区立六本木西公園では、グローブ・ジャングル、三輪車、砂の城をモチーフにしたアート作品が展示されました。わずかに聞こえるピアノと、昼間の公園の音が子どもの気配を感じさせ、少子化問題や子どもの遊び方の変化によって変わりゆく公園の姿を暗示した作品です。

 

西尾美也

着替える公園(港区立三河台公園)

港区立三河台公園には、たくさんの洗濯物が干されました。

人間以外の服をデザインするワークショップや絵本作り、30人用の服を着る体験など、年齢を問わずどなたでも楽しめるプログラムが実施されました。

 洗濯物が干された三河台公園 砂場の気持ち

インクルーシブ・ツアー

六本木アートナイト散策を誰もが不安なく楽しめるように、障害のある人や車椅子・ベビーカー等を利用する人を対象にした「バリアフリーツアー」と、視覚に障害のある人等を対象にした「言葉でゆっくりツアー」を実施しました。

※写真はバリアフリーツアーの様子です。

バリアフリーツアーの様子2 バリアフリーツアーの様子1

 

その他、六本木の街で、様々なアート作品の展示やパフォーマンス、アート体験が行われ、身近にアートに触れられる機会となりました。

 

Hora

クリースド・スカルプチュア(仮)

FUROSHIKI TOKYO

レッドボールプロジェクト

ストーン・クラウド

 

 

六本木アートナイト2019開催概要

正式名称

六本木アートナイト2019

開催趣旨

「六本木アートナイト」は、生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案と、大都市東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に開催する、一夜限りのアートの饗宴です。様々な商業施設や文化施設が集積する六本木を舞台に、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンス等の多様な作品を街なかに点在させ、非日常的な一夜限りの体験をつくり出す本イベントは、東京を代表するアートの祭典として2009年3月にスタートし、年々発展を続けております。

日時

2019年5月25日(土曜日)10時から5月26日(日曜日)18時

開催場所

六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース

入場料

無料(ただし、一部のプログラム及び美術館企画展は有料)

主催

東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、港区、六本木アートナイト実行委員会【国立新美術館、サントリー美術館、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT、森美術館、森ビル、六本木商店街振興組合(五十音順)】

公式サイト:http://www.roppongiartnight.com/(外部サイトへリンク)

Facebook:https://www.facebook.com/RoppongiArtNight(外部サイトへリンク)

Twitter:https://twitter.com/r_artnight(外部サイトへリンク)

Instagram:https://www.instagram.com/roppongi_art_night_official/(外部サイトへリンク)

よくある質問

「よくある質問コンテンツ」をご活用ください。

よくある質問入り口

お問い合わせ

所属課室:産業・地域振興支援部地域振興課文化芸術振興係

電話番号:03-3578-2584

ファックス番号:03-3438-8252