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更新日:2019年6月18日

港区と全国をつなぐコーナー 第22回 千葉県君津(きみつ)市

カラーの生産量日本一の名水のまち

房総半島のほぼ中央部に位置する君津市は、豊かな自然の中で四季折々の観光を楽しめるまちです。東京から50キロメートル圏内の距離にあり、東京湾アクアラインを利用することで都心から約60分と、交通の利便性にも優れています。区が進めている全国連携の取り組みの一環として、平成30年に君津市の公式プロモーション動画を区内の公共施設内で配信したことをきっかけに、君津市との交流が始まりました。2月には、区役所1階ロビーで「千葉県君津市一品フェア」を開催し、君津市の特産品を販売しました。

君津市は、結婚式のウエディングブーケ等で人気のあるカラーの生産量が日本一です。さらに、千葉県で唯一、環境省が選定する「平成の名水百選」に選ばれた「生きた水・久留里(くるり)」があるように、市内は豊富な湧き水に恵まれています。温暖な気候ときれいな水は、花や米、野菜、畜産物等さまざまな特産物を育んでいます。

笹地区にある清水渓流広場には多くの観光客が訪れる「濃溝(のうみぞ)の滝・亀岩(かめいわ)の洞窟」があります。3月と9月の早朝に、洞窟に差し込む光が反射して、ハートの形を作り出す幻想的な観光地として人気です。「新緑や紅葉が美しく、ホタルを観賞できる場所としても有名です」と君津市政策推進課の重田さん。

市内には歴史的文化遺産も豊富にあります。明治時代に廃城となり、昭和53年に天守閣を再建した久留里城は、房総半島を代表する名城として知られています。「6月からは市内の渓流や里山でホタルが舞う等、豊かな自然の中でいろいろな楽しみ方ができるまちです。皆さんにも、都会ではできない体験をぜひ味わっていただきたいです。今後も港区とさまざまな分野で連携を深めていけたらと思います」と重田さんは話してくださいました。

カラーの花

濃溝の滝・亀岩の洞窟

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