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更新日:2019年5月23日

港区と全国をつなぐコーナー 第3回 徳島県 阿南(あなん)市

LEDで輝く「光のまち」が白金阿波踊りに初出展

徳島県南東部の阿南市は、四国最東端に位置する自治体です。紀伊水道に面した県内でも有数の漁業が盛んな地で、夏場が旬のハモは国内屈指の漁獲高を誇ります。さらに、阿南市には、世界で初めて青色発光ダイオード(LED)の実用化に成功した企業の本社があり、各所でLEDのイルミネーションを活用した美しい夜景を演出して「光のまち」をPRしています。

阿南市は、白金の白金北里通り商店会が毎年7月に開催する「白金阿波踊り」を契機に、平成28年から同商店会と交流を深めてきました。8回目となる平成29年は、7月16日(日曜)に開催されます。同市の事業者も協力し、名産のハモを使ったハモクリームコロッケの実演販売や、たけのこの水煮等の特産品販売をする模擬店を初めて出展する予定です。「今後、阿南市から阿波踊りの連が参加する等、交流を深めていきたいです」と同市担当者は話します。

また、阿南市内には、四国八十八カ所霊場の21番札所太龍寺(たいりゅうじ)と22番札所平等寺(びょうどうじ)があります。平等寺は4月、県独自の民泊制度である「シームレス民泊」の開業第1号となりました。シームレスとは「つなぎ目のない」という意味で、普段は遍路向けの宿泊所として、災害時には避難所として活用されます。一宿寺(いっしゅくじ)から太龍寺までの約5キロメートルの旧遍路道は「かも道(みち)」と呼ばれる四国最古の遍路道で、多くの史跡が残っています。

「お遍路さんに日常的に『お接待』をしている四国の人は、おもてなしの心を大切にしています。阿南市も温かい人情にあふれています。今回のイベント参加を機に、港区民の皆さんとの交流を広げていきたいと思います」と担当者。「民間交流を深め、今後は事業の協力や、災害時支援を目的とした自治体間協定をめざしたい」と話してくれました。

白金阿波踊りの様子

平等寺

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