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更新日:2016年3月2日

みなとアーカイブ 浮世絵でみる今昔02 飯倉交差点

東京名所四十八景(四十二)飯倉四ッ辻 昇斎一景(港郷土資料館蔵)
七夕飾りが風になびき、道路の両側に店が軒を連ねている。
画面左の遠景には江戸湾、その手前には町屋の屋根がひしめいている。

東京タワーをのぞみながら、外務省飯倉会館、日本郵政グループ飯倉ビルを左手に外苑東通りを進んだ先が飯倉交差点。虎ノ門から品川方面に走る桜田通り(国道1号)と交差しています。

江戸時代にここは、西久保四ツ辻または土器(かわらけ)町四ツ辻、飯倉四ツ辻と呼ばれ、浮世絵にあるように、にぎやかなところでした。土器町の由来は、江戸時代明和・安永(1764~1781)のころまで陶器職人が住んだためといわれています。明治44年にはこの辺りに路面電車が走り、日用生活品を商うお店が並びました。

現在の町名は麻布台。町名変更以前は麻布飯倉と呼ばれ、古くは広い地域を飯倉と呼んでいたそうです。地名の由来は、この地に米を備蓄する倉があったことからという説があります。

  • この情報は、平成21年(2009年)6月1日号の広報みなとに掲載されました。現在と異なる場合がありますので、ご了承ください。

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