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更新日:2023年9月12日

徳川家康と勝海舟港区ゆかりの地を巡る 特設ページ

徳川家康と勝海舟港区ゆかりの地を巡るバナー

 

勝海舟生誕200年によせて 連携4区(港区・台東区・墨田区・大田区)区長からのメッセージ 

勝海舟とゆかりがあり、また、勝海舟生誕200年の節目に当たる令和5年(2023年)に区と区の垣根を越えて、様々な連携や協力を行っている4区(港区・台東区・墨田区・大田区)の区長から寄せられたメッセージを公開しています。ぜひご覧ください。(以下の写真をクリックするとPDFファイルへリンクします。)

4区長メッセージ(PDF:544KB)

 

港区の歴史を紐解くと、その中心はいつも「人」でした

江戸時代には、多くの武士や町人たちが暮らし、風格漂う大名屋敷や情緒あふれる町屋が立ち並んでいました。区役所の目の前に広がる増上寺は、徳川家康により将軍家の菩提寺とされ、隆盛を極めました。海岸沿いの本芝や金杉には、漁師や魚問屋に魚を求める客が行き交い、赤坂氷川神社の祭礼では、氷川山車を一目見ようと内外からたくさんの見物客でにぎわうなど、港区は江戸でも特徴のある一面を持っていました。

今年、生誕200年を迎える勝海舟も港区にゆかりのある著名人の一人です。区内にあった薩摩藩邸で江戸開城の会談を行った海舟は、何度も港区に住居を構え、亡くなるまで暮らしていました。港区は、政治や経済、文化で功績を挙げた多くの英傑たちが活躍した舞台であり、愛着を抱いた場所でもありました。

徳川家康と勝海舟

徳川家康

 

徳川家康

港区とのかかわり

菩提寺の増上寺をはじめ、ゆかりの社寺が点在

浄土宗増上寺は、家康が住職・存応(ぞんおう)上人に帰依したことから徳川家の菩提寺として選ばれ、慶長3年(1598)に麹町付近から現在の芝に移転。家康が篤く信仰した阿弥陀如来立像も、没後増上寺に安置されました。黒本尊とも呼ばれるこの像のおかげで家康は天下統一を成し遂げたとされ、勝運、災難よけの霊験あらたかな仏として、庶民の尊崇を集めてきました。今でも年に数回の開帳の折に観ることができます。

芝公園にある東照宮には、家康が60歳の還暦の際につくらせた木造の家康坐像があります。ここは元々、家康を祀る増上寺の安国殿でしたが、明治の神仏分離で増上寺を離れ、東照宮と称されるようになりました。また愛宕神社は慶長8年(1603)家康の命により建立されたもので、芝大門にある芝大神宮には源頼朝とともに家康も祀られています。

出典『家康公肖像』,[江戸時代] [写]. 国立国会図書館デジタルコレクション

勝海舟

勝海舟 肖像画

港区とのかかわり

高輪の薩摩藩屋敷で西郷隆盛と会見

海舟は天保14年(1843)赤坂溜池の黒田藩邸の蘭学者・永井青崖に弟子入りし、弘化3年(1846)それまで住んでいた本所から赤坂田町に転居。嘉永3年(1850)には赤坂田町中通りで蘭学塾を開きました。その後、安政6-明治元年(1859-1868)には現在の赤坂6丁目に住んでいます。

江戸城総攻撃直前の慶応4年(1868)3月13日、高輪の薩摩藩下屋敷で西郷隆盛と面会、翌14日に田町の薩摩藩屋敷で最終決断が下され、歴史的な無血開城が実現したともいわれています。維新後は静岡県に移り住みますが、明治5年(1872)赤坂氷川町に転居。晩年はこの地で多くの来客を迎えつつ過ごしました。

出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」

徳川家康と勝海舟ゆかりの地を巡るデジタルクイズラリー

デジタルクイズラリー画像

令和5年(2023年)は、徳川家康を主役としたドラマの放映や、勝海舟の生誕200年の節目の年にあたり、港区にゆかりのある歴史上の人物が注目を集めています。

港区では、こうした状況を好機と捉え、区内の歴史的観光資源を効果的にPRし、観光客の誘致と地域経済の活性化を図るための臨時事業として「徳川家康と勝海舟ゆかりの地を巡るデジタルクイズラリー」を実施します。

参加者がクイズ出題スポットに設置された二次元コードをスマートフォン等で読み取ると、それぞれのスポットにまつわるクイズが出題され、正解するとデジタルスタンプを獲得できます。参加者は、クイズの正解数(スタンプの獲得数)に応じたランクの景品と交換できます。

このクイズラリーは徳川家康(または徳川家)と勝海舟のゆかりの地が所在する近隣区(台東区・墨田区・大田区)と連携して実施し、歴史観光PRキャラクター「みなやすくん」・「かつとくん」も画面案内人としてだけでなく、デジタルスタンプや景品のデザインなどでも登場します。

実施時期

令和5年7月15日(土曜)から令和5年10月1日(日曜)まで

対象者

どなたでも

※実施内容については、徳川家康と勝海舟ゆかりの地を巡るデジタルクイズラリー特設サイトをご確認ください。

 

歴史にツボる、スポット紹介

徳川家康(または徳川家)

増上寺

増上寺

港区芝公園4丁目7番35号

天正18(1590)年に徳川家の菩提寺として選ばれた寺

 

芝東照宮

芝東照宮

港区芝公園4丁目8番10号

徳川家康等身大の寿像がご神体として祀られている。

 

愛宕神社

愛宕神社

港区愛宕1丁目5番3号

家康の命により防火の神様として祀られた。慶応4(1868)年3月14日、勝海舟はここで西郷隆盛と面会、江戸無血開城へ道を開いた。※境内一部工事中のため、ご注意ください。

妙定院

妙上院

港区芝公園4丁目9番8号

宝暦13(1763)年、徳川9代将軍・家重を開基として開かれた寺社。

 

勝海舟

勝海舟・坂本龍馬師弟像

勝海舟・坂本龍馬師弟像

港区赤坂6丁目6番14号サン・サン赤坂内

「勝海舟・坂本龍馬の師弟像を建てる会」が中心となり、実際に師弟関係にあった二人を顕彰して造られた。

赤坂氷川神社

赤坂氷川神社

港区赤坂6丁目10番12号

勝海舟が「氷川神社」と記した掛け軸(幕末三舟掛軸)が
ここに所蔵されている。

関連イベント

※各イベントの詳細については、担当にお問合せください。

現在実施中及び今後実施予定のイベント

担当 ジャンル 内容 予定開催日
高輪図書館 展示 「徳川家康と港区」(外部サイトへリンク) 4月1日から12月17日まで
麻布図書館 展示 「切絵図で見る港区の徳川家ゆかりの地」(外部サイトへリンク) 5月19日から10月31日まで
産業振興課観光政策担当 その他 徳川家康と勝海舟ゆかりの地を巡るデジタルクイズラリー 7月15日から10月1日まで
港南図書館 展示 何かと話題の徳川家康(全6回)
 (5)VS豊臣家 (6)大御所
(5)9月22日 から10月18日まで
(6)11月17日から12月20日まで
赤坂図書館 展示 「江戸と家康」 8月18日から9月24日まで
港南図書館 展示 勝海舟生誕200周年(全4回)
(3)海軍その2/江戸無血開城 (4)明治期
(3)8月18日から9月8日まで
(4)10月20日から11月15日まで
三田図書館 講座 「勝海舟ってどんな人?~知ってるようで知らない海舟~」 9月3日
みなと図書館 講座 「勝海舟の弟子 近藤長次郎をめぐって」 9月10日
高輪図書館 その他 勝海舟生誕200周年記念企画 浪曲「父子玉(おやこだま)」 9月28日
麻布図書館 講座 「家康と江戸城、江戸のまち」 10月21日
高輪図書館分室 その他 学習折り紙会(低年齢向け講座「とくがわいえやすってだれ?」を実施後、折り紙で「家康兜」を作成) 10月予定
高輪図書館分室 展示 「楽しく歴史を学ぶ 徳川家康」 10月予定
三田図書館 その他 徳川家康ゆかりの増上寺エリアの『まち歩き』 11月4日
高輪図書館分室 その他 勝が乗り込み日本初の太平洋横断を成した咸臨丸にちなんだ船の工作会 11月24日
高輪図書館分室

展示

「勝海舟と幕末の巨星たち」 令和6年3月予定

終了したイベント

担当 ジャンル 内容 開催日
港南図書館 展示 何かと話題の徳川家康(全6回)
(1)愛刀 (2)グルメ (3)漢方薬(4)参謀

(1)1月26日から2月15日まで
(2)2月17日から3月10日まで
(3)4月21日から5月17日まで

(4)7月21日から8月16日まで

麻布図書館 展示 展示「勝海舟と幕末・明治」 3月17日から5月17日まで
三田図書館 展示 徳川展 4月1日から6月30日まで
赤坂図書館 講座 勝海舟生誕200年特別講座3回シリーズ 4月8日・5月13日・6月3日
麻布図書館 講座 勝海舟生誕200年記念講座「歴史時代小説家が語る勝海舟」 4月15日
港南図書館 展示 勝海舟生誕200周年(全4回)
(1)父 小吉 (2)剣術/海軍その1

(1)3月10日から4月19日まで
(2)5月31日から6月30日まで

高輪図書館 講座 「豊臣政権下の徳川家康」 7月29日

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