現在のページ:トップページ > 赤坂地区総合支所 > 暮らしの情報 > 地域のできごと > 赤坂・青山子ども共育(ともいく)事業文化講座「赤坂伝統の太鼓を打ってみよう!赤坂芸者衆と一緒に咸臨太鼓教室」を実施しました。
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令和3年12月18日(土曜)に、赤坂・青山子ども共育事業文化講座「赤坂伝統の太鼓を打ってみよう!赤坂芸者衆と一緒に咸臨太鼓教室」を実施しました。
今回は福原百之助さん(邦楽囃子方福原流七代目家元)、赤坂芸者衆の皆さんを講師としてお招きしました。
小学2年生から4年生まで計4名と保護者の方が参加しました。
咸臨太鼓は、かつて赤坂の地に住んでいた幕末の偉人・勝海舟が咸臨丸で出港する際に打ち鳴らしたとされる太鼓の演奏で、現在赤坂小学校に受け継がれているほか、赤坂芸者衆による「赤坂をどり」でも恒例の演目として取り上げられえています。演奏は受け継がれていく中で、わかりやすく伝えるために楽譜が作成されたと考えられており、小太鼓・中太鼓・大太鼓の各パートの楽譜が継承されています。
講座のはじめに、赤坂芸者衆に演目を披露していただきました。「咸臨太鼓!船が出るぞー!」の掛け声から始まり、一糸乱れぬばちさばきやパートごとの掛け合いが繰り広げられ、その迫力に子どもたちは圧倒されていました。
今回の参加者は中太鼓に取り組み、それぞれに赤坂芸者衆が一人ずつサポートに入りました。中心にいる福原先生がワンフレーズずつポイントを押さえて指導してくださり、子どもたちは集中してあっという間にコツをつかんで、リズムが合うようになっていきました。
最後の通しでは、赤坂芸者衆の皆さんと合わせて、先生からご指導いただいたポイントを思い出しながら、子どもたちは堂々と力強く演奏していました。
講座後には、たくさん質問が出て「良い音を出すためには?」「叩く位置の音の特徴を把握して、たくさん練習した方がよい」のほか、咸臨太鼓の発表の場や太鼓自体のつくり等まで、子どもたちは興味津々な様子でした。
今回は赤坂小学校での咸臨太鼓の授業と同様に、感染症対策としてアルコール消毒や距離をできる限りとるように注意して実施しました。当日はケガなどなく、子どもたちにとって普段触れる機会の少ない咸臨太鼓を打てたのはもちろん、赤坂芸者衆の皆さんとも直接交流ができる、とても良い機会となりました。
地域の人材等を活用した子ども向けの「“驚き・感動・気づき”から“自ら考え、行動する。”」機会となる講座などを企画、実施し、子どもたちを地域ぐるみで見守り、育てる環境を整備する事業です。
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