現在のページ:トップページ > 赤坂地区総合支所 > 暮らしの情報 > 地域のできごと > 第44回赤坂・青山子ども中高生共育(ともいく)スポーツプログラム「女子プロテニス選手 田中優季さんによるかんたんテニス講座」を実施しました。
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令和元年11月30日(土)に赤坂・青山子ども中高生共育(ともいく)事業の第44回スポーツプログラム「女子プロテニス選手 田中優季さんによるかんたんテニス講座」を青山中学校で実施しました。
今回は、赤坂・青山地域に在住・在学の小学生3~6年生が19名参加してくれました。
講師として、2017年全日本選手権シングルス4位の実績のある田中 優季さんをお招きしました。またサポートコーチとしてスポーカル青山(港区総合型地域スポーツ・文化クラブ青山)より川内氏、松井氏にご協力いただきました。
入念な柔軟ストレッチとランニングで体を温めた後、はじめに、ラケットの使い方指導として、ラケットの上でボールをポンポン跳ねさせる練習を行いました。100回を目標に、初めての児童は地面にバウンドさせながら、得意な児童はより高く跳ねさせたり、利き手とは逆の手を使うなど子どもたちのレベルに合わせて、楽しみながら基本的なグリップの握り方を確認しました。
つづいて、フォアハンド・バックハンドの練習を行いました。最初に子どもたちは田中さんのお手本を見学した後、2つのグループに分かれて一人5球ずつ打っていきました。
1周した後、田中さんから、「ラケットは下から上に振ること」と「ラケットの真ん中にボールを当てるのを意識すること」という2つのアドバイスが子どもたちに送られました。すると2周目以降、子どもたちは田中さんからのアドバイスをしっかりと意識しながら、徐々にテンポよく打ち返すことができるようになっていきました。
田中さんは各コートを巡回しながら、子どもたち一人ひとりに、ボールを打つ時のラケットの角度や振るスピードなど細かいところまで指導を行っていました。すると子どもたちははじめよりも鋭く、速いボールを打つことができるようになりました。
次に、2人ずつペアになって打ち返し練習を行いました。田中さんやサポートコーチが打ったボールを最初はゆっくり正確に打ち返すことを意識し、慣れてきたら徐々にスピードアップしていき、最後はラリー形式で練習する児童もいました。
最後に、田中さんのサーブを子どもたち全員で見学しました。田中さんの綺麗なフォームで打つ高速のサーブに、子どもたちの目は釘づけでした。
講座終了後、田中さんから子どもたちに、「どんなことにも目標を持って、一生懸命取り組んでください。そして、来年開催される東京2020オリンピック・パラリンピックでぜひ世界のトップレベルのテニスを観て欲しいです。」というメッセージが送られました。
今回の講座を通じて、子どもたちは来年の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会をより身近に感じ、期待が高まるきっかけになったようでした。
地域の人材等を活用した子ども向けの「“驚き・感動・気づき”から“自ら考え、行動する。”」機会となる講座などを企画、実施し、子どもたちを地域ぐるみで見守り、育てる環境を整備する事業です。このスポーツイベントは、赤坂青山子ども中高生共育(ともいく)事業の一環として、2019年ラグビーワールドカップ、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、トップアスリートと子どもたちが直接ふれあい、指導を受けることで、スポーツの楽しさを体験する機会を創出します。併せて、様々な種目を体験することにより、スポーツを通じて身体能力を高めるだけでなく、礼儀・挨拶などの社会性、マナーやフェアプレーの精神、コミュニケーション能力を育みます。
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講座を前に待ちきれない様子でした | フォアハンド・バックハンド練習 |
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一人ひとりに丁寧なアドバイス | 鋭い打ち返しができるようになりました |
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子どもたちへメッセージが送られました | 田中優季さんと参加した子どもたち |
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