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平成31年2月16日(土曜)、赤坂小学校で第38回共育(ともいく)スポーツプログラム「茶田ゆきみさんと楽しく卓球体験」を実施しました。
今回は、赤坂・青山地域に在住・在学の小学生、計20名が講座に参加しました。
講師には、パラ卓球ナショナルチームに所属し、2018年スペイン大会シングルスで優勝をしている茶田ゆきみさんにお越しいただきました。
また、サポートコーチとして、卓球スクールタクティブ様と港区卓球連盟様にもご協力いただきました。
はじめに、茶田さんからパラ卓球と一般的な卓球の違い(パラ卓球では、選手の手の届かない範囲にサーブを出してはいけない等)について説明していただき、ラケットの持ち方と玉の打ち方について指導していただきました。
デモンストレーションでは、ラリーを見せていただき、玉の速さと一糸乱れぬ動きに子どもたちは驚いていました。
その後、学年ごとに分かれて、玉を打つ練習をしました。茶田さんやサポートコーチに、ラケットの角度や体の向きなど細かく指導をしてもらい、だんだんと玉の向かう方向が安定していき、上達していきました。
後半は、パラ卓球をするときの目線を体験するため、椅子に座って、玉打ちをしました。体の動きが制限され、いつもとは違う目線の位置により、子どもたちは少し苦戦している様子でした。また、車いすに乗りながら卓球をしている茶田さんの凄さを改めて実感していました。
その後、茶田さんと子どもたちの卓球対決をしました。子どもたちにハンデをつけて、5点セットポイントでゲームをしました。子どもたちは習った打ち方を意識しながら、真剣な眼差しで取り組んでおり、セットポイントが取れたときは満面の笑みで喜んでいました。
最後に、茶田さんからご自身が小学生のときに足が動かなくなったことやパラ卓球を始めたきっかけについてお話いただき、子どもたちは一生懸命に耳を傾けていました。子どもたちに向け、「常に目標を持ち、つらいときや上手くいかないときもあきらめない気持ちを持ち続けることを大切にしてください。」というメッセージが送られました。茶田さんの今の目標は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に出場することで、それに向けて日々練習されているそうです。子どもたちは、パラリンピック競技を身近に感じ、興味を持つきっかけとなったようでした。
地域の人材等を活用した子ども向けの「“驚き・感動・気づき”から“自ら考え、行動する。”」機会となる講座などを企画、実施し、子どもたちを地域ぐるみで見守り、育てる環境を整備する事業です。このスポーツイベントは、赤坂青山子ども中高生共育(ともいく)事業の一環として、2019年ラグビーワールドカップ、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、トップアスリートと子どもたちが直接ふれあい、指導を受けることで、スポーツの楽しさを体験する機会を創出します。併せて、様々な種目を体験することにより、スポーツを通じて身体能力を高めるだけでなく、礼儀・挨拶などの社会性、マナーやフェアプレーの精神、コミュニケーション能力を育みます。
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お問い合わせ
所属課室:赤坂地区総合支所協働推進課協働推進係
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