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令和元年12月4日(水曜)、東京海洋大学が港南中学校の2年生を対象として、第4回運河学習を行いました。
前回の第3回運河学習では、水中カメラの映像を視聴し水環境の変化を確認しました。
今回もA池、B池それぞれの水温、塩分、COD(化学的酸素要求量)、pH、DO(溶存酸素量)などを調べました。
採取した水を見て生徒たちからは濁っている、少しにおいがするなどの感想が上がっていました。
COD調査
水質検査の結果をまとめる
水中に仕掛けたカゴを引き上げ、生物調査を行いましたが、残念ながら生物を確認することが出来ませんでした。
生物調査の様子
生物調査の様子
運河学習の年間計画は次のとおりです。
令和2年2月13日(木曜)
鉄炭団子は鉄と炭が一緒になった団子です。鉄と炭が密着した鉄炭団子を水中に入れると、鉄イオンが溶け出して水中に増えていきます。溶け出した鉄イオンは、赤潮やアオコの原因となるリンなどと化学反応し、有害プランクトンの発生を抑制します。また、鉄イオンは水中にある化学物質と結合し、それを水中生物がミネラルとして吸収していきます。これにより光合成を行う水中生物が増加・活性化することによって、水中の二酸化炭素を吸収し酸素を発生させる働きが活発になり、水質の改善だけでなく、空気環境の向上や温暖化防止にも効果が期待できます。
芝浦アイランド西岸の夕凪橋から南側にかけての護岸(約200メートル)は、カニが生息できるように工夫された特殊なテラス型の護岸で、「カニ護岸」と称されています。普段は立ち入ることができませんが、カニ護岸には自然に近い形の特殊なパネルがはめ込まれており、大小さまざまなカニが棲み処にしています。また、潮の満ち引きに応じて運河の水が入るよう工夫された潮溜まり(タイドプール)が2箇所設けられており、運河に生息する生物の生息環境を観察できるようになっています。
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