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平成28年度港区文化プログラム連携事業として、港区は公益財団法人泉屋博古館と連携し「有田焼創業400年記念 明治有田 超絶の美―万国博覧会の時代」を実施します。
江戸時代初期、佐賀県・有田の地において日本で初めて磁器が作られ、国内のみならず、ヨーロッパ各国の王侯貴族を魅了する華やかで精緻な製品を数多く制作してきました。
明治時代に貿易が自由化されると、細やかな絵付けと精緻な技巧を凝らした有田磁器は、1873年(明治6年)開催のウィーン万国博覧会で好評を博し、その後も世界各国で開催された博覧会を中心に絶大な人気を誇りました。巨大な花瓶や再現不可能と言われる細密描写には、当時の職人達の超絶技巧が生み出したわざの美を感じることができます。
国内でも、近代日本初の迎賓施設である延遼館(えんりょうかん)、鹿鳴館(ろくめいかん)や明治宮殿など、国内外のお客様をもてなす場で用いられた有田焼洋食器は、饗宴に華を添えました。器の精巧さ、絵付けの細やかさ、いずれも当時の日本最高峰の技術が凝らされています。
また、明治時代に描かれた有田焼のデザイン画を初公開致します。デザイン画に基づいて製作された作品と共に御覧頂く、大変貴重な機会でもあります。日本で最初の会社組織として注目を集めた「香蘭社(こうらんしゃ)」の歴史、幻と言われた「精磁会社」の名品、明治後期に誕生した「深川製磁」など、明治有田の逸品とともに、本展により、有田の歩みを辿ることが出来るでしょう。明治時代、世界を魅了した華麗なる作品の数々から、明治有田の魅力をご紹介致します。
住友コレクション 泉屋博古館分館 〒106-0032 東京都港区六本木1-5-1 03-5777-8600(ハローダイヤル)
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2016年9月24日(土曜)~12月4日(日曜)
≪前期≫9月24日(土曜)~10月30日(日曜)
≪後期≫11月1日(火曜)~12月4日(日曜)
10時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
※月曜休館(ただし、10月10日(月曜)は開館、10月11日(火曜)休館)
港区在住・在勤・在学の方は無料(当日証明できる書類等をお持ちください)
▼証明書類等について
港区在住者 | 運転免許証、健康保険証、住民票などの住所と氏名が記載されている証明書をお持ちください。 |
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港区在勤者 | 社員証、健康保険証、在勤証明書などの港区内の会社の所在地と利用者氏名が記載されている証明書をお持ちください。※社員証等に港区内の会社の所在地が記載されていない場合は、社員証と併せて名刺をお持ちください。 |
港区在学者 | 区内在学が確認できる証明書をお持ちください。※在学とは、学校教育法で定められている高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学、大学院、高等専門学校、専修学校及び各種学校で、港区に住所がある学校にかよっている方のことです。 |
※20名様以上の団体の方は( )内の割引料金
9月24日(土曜)15時00分~16時00分
「明治の大作と細密描写」鈴田由紀夫氏(本展監修者・佐賀県立九州陶磁文化館 館長)
10月22日(土曜)、11月19日(土曜)15時00分~16時00分
「香蘭社に秘蔵された図案」森谷美保氏(美術史家・本展コーディネーター)
11月12日(土曜)15時00分~16時00分
「宮中晩餐会の食器と精磁会社」長佐古美奈子氏(学習院大学史料館学芸員)
9月30日(金曜)、10月14日(金曜)、11月4日(金曜)15時00分~16時00分
ナビゲーター:森下愛子(当館学芸員)
10月2日(日曜)15時00分~16時00分
演奏者:藤井黎元氏(津軽三味線奏者)
※当日10時00分より入館券をお持ちの方お一人につき1枚、座席指定券付き整理券を配布予定(定員50名)
「現在に伝わる明治の超絶技巧」
日時:10月17日(月曜)10時00分~17時45分(終了予定)
会場:東京文化財研究所地下1階セミナー室
講師:鈴田由紀夫(佐賀県立九州陶磁文化館館長)
原田一敏(東京藝術大学大学美術館教授)
長崎巌(共立女子大学教授)
荒川正明(学習院大学教授)
山崎剛(金沢美術工芸大学教授) など
※10月18日(火曜)には東京藝術大学大学美術館、泉屋博古館分館の見学会を予定しています。
※詳細は東京文化財研究所ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
【お申込み期間】9月1日(木曜)~10月3日(月曜)
※事前申込制 定員80名(先着順)
【お問合せ】TEL:03-3823-4926(菊池)
E-mail:mukei@tobunken.go.jp
東京メトロ
南北線 六本木一丁目駅下車 徒歩5分
日比谷線 神谷町駅下車 徒歩10分
銀座線 溜池山王駅下車 徒歩10分
泉屋博古館分館
〒106-0032 東京都港区六本木1-5-1
03-5777-8600(ハローダイヤル)
主催 公益財団法人泉屋博古館、毎日新聞社
共催 港区(平成28年度港区文化プログラム連携事業)
後援 佐賀県、有田町
特別協力 世界文化社
協力 有田ポーセリンパーク、香蘭社、佐賀県立九州陶磁文化館
企画協力 西日本新聞社
助成 芸術文化振興基金
お問い合わせ
所属課室:産業・地域振興支援部地域振興課文化芸術振興係
電話番号:03-3578-2343
ファックス番号:03-3438-8252