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更新日:2017年10月14日

【終了しました】泉屋博古館分館 特別展「浅井忠の京都遺産 京都工芸繊維大学 美術工芸コレクション」

港区文化プログラム連携事業のご案内です!

日本洋画壇の先覚者である浅井忠。京都工芸繊維大学美術工芸資料館に残された浅井忠の多彩な足跡を辿ります。

あわせて浅井忠をはじめ、鹿子木孟郎(かのこぎたけしろう)らを支援し作品を愛でた住友家ゆかりの品々を展示します。

今回の展覧会は、港区在住・在勤・在学者の方無料で入館できます!

是非お越しください!

開催概要【終了しました】

期間 9月9日(土曜日)から10月13日(金曜日)

休館日 月曜日(ただし、9月18日と10月9日は開館)、9月19日(火曜日)と10月10日(火曜日)は休館

開館時間 10時から17時(入館は16時30分まで)

※いずれも入館は閉館の30分前まで

入館料 港区在住・在勤・在学の方は無料です!

港区在住・在勤・在学していることを証明できる書類をお持ちください。

詳しくは泉屋博古館分館(03-5777-8600(ハローダイヤル))へお問い合わせください。

場所 住友コレクション 泉屋博古館分館

〒106-0032 東京都港区六本木1-5-1

アクセス案内

東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅下車 北改札正面出口より屋外エスカレーターで3分

日比谷線「神谷町」駅下車 4b出口より徒歩10分

銀座線「溜池山王」駅下車 13番出口より徒歩10分

展覧会の内容についての詳細は、泉屋博古館分館のホームページ(外部サイトへリンク)又はチラシ(PDF:3,639KB)をご覧ください。

期間中のイベント

下記イベントのAからFのすべて予約不要ですが、入館券が必要です。

イベントA、C、Dは、当日10時より入館券持参の方一名につき一枚、座席指定付整理券を配布します。

A 講演会「浅井忠とデザイン教育の夜明け-京都工芸繊維大学コレクションから」

9月9日(土曜日)15時から16時

講師:並木誠士(京都工芸繊維大学美術工芸資料館 館長)

浅井忠ら指導者が選んだ“教材”を通じて彼らの理想を探ります。

B ゲストトーク

9月23日(土曜日・祝日)15時から16時

ゲスト:和田積希(京都工芸繊維大学美術工芸資料館 学芸員)

浅井の図案資料について、歴史的見地から解説します。

C 講演会「浅井忠と京都の文化人たち」

9月30日(土曜日)15時から16時

講師:後藤隆基(立教大学社会学部教育研究コーディネーター)

詩人や劇作家など京都の文化人と浅井の交友関係をご紹介します。

D ロビー・コンサート"Concert d'Automne"

10月7日(土曜日)17時から18時

曲目:バッハ無伴奏チェロ組曲、ほか

演奏者:茂木新緑(N響団友、チェリスト)

E ギャラリートーク

9月15日(金曜日)、9月29日(金曜日)15時から16時

ナビゲーター:森下愛子(泉屋博古館分館 学芸員)

F ランチタイム・ショートギャラリートーク

9月21日(木曜日)、10月5日(木曜日)12時15分から12時45分

ナビゲーター:森下愛子(泉屋博古館分館 学芸員)

展覧会について

京都工芸繊維大学創設期の理想と熱気 -明治の洋画からアール・ヌーヴォーの工芸まで-

日本洋画壇の先覚者、浅井忠(1856年-1907年)。パリ万国博覧会鑑査などのため訪れたヨーロッパでの経験は、

画風の変化のみならず、全盛期のアール・ヌーヴォーの洗礼により、デザインへの強い関心をもたらしました。

そして、滞在中に京都高等工芸学校(京都工芸繊維大学の前身のひとつ)の図案科に誘われ、京都移住を決意します。

明治35年(1902年)からこの世を去る40年まで、浅井は京都で教鞭をとるかたわら、

聖護院洋画研究所、関西美術院と続く洋画家養成機関の中心となり関西洋画壇の発展に尽力しました。

また遊陶園、京漆園など陶芸家や漆芸家と図案家を結ぶ団体を設立、

自らもアール・ヌーヴォーを思わせる斬新なデザインで京都工芸界に新風を巻き起こします。

本展は、京都工芸繊維大学に遺された浅井をはじめ鹿子木孟郎(かのこぎたけしろう)、都鳥英喜(ととりえいき)など教授たちの多彩な足跡をたどるとともに、彼らが"教材"に選んだ欧米の工芸をご紹介します。

あわせて浅井、鹿子木ら洋画家を支援した住友家ゆかりの品々も展示、

近代関西の美術工芸と美術教育、生活文化に浅井忠らが何をもたらしたのか再考します。

住友コレクションとの競演!

洋画家のパトロン、住友家15代当主春翠の邸宅を飾った絵画や工芸も登場し、

同時期の京都工芸繊維大学コレクションとの対比も見どころです。

浅井忠について

明治33年(1900年)

パリ万国博覧会の鑑査と西洋画研究を拝命し欧州へ。

明治34年(1901年)

パリ郊外のグレー村に滞在。中澤岩太(初代校長)と意気投合、京都高等工学学校(後の京都工芸繊維大学)へ出仕を決意。

明治35年(1902年)

帰国、東京から京都へ移住。

京都高等工芸学校が開校、初代図案科教授となる。

教材として東西の工芸が教授陣らによって収集(~現代)。

明治36年(1903年)

聖護院洋画研究所、関西美術院(明治39年)を開設。

明治38年(1905年)

東宮御所(現・迎賓館赤坂離宮)の壁飾綴織下絵「武士山狩図」を描く。

明治39年(1906年)

若手工芸家・教授らと遊陶園(明治36年)・京漆園を設立。

明治40年(1907年)

病を得て逝去、南禅寺に眠る。

主催・共催

主催 公益財団法人泉屋博古館、京都工芸繊維大学美術工芸資料館、毎日新聞社

共催 港区


 

 

 

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お問い合わせ

所属課室:産業・地域振興支援部地域振興課文化芸術振興係

電話番号:03-3578-2343

ファックス番号:03-3438-8252

住友コレクション 泉屋博古館分館
 電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)