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段ボールを使って生ごみを「たい肥化」することです。
段ボールを組み立てて、その中にビニールに入った基材※を入れるだけで準備完了です。
あとは、段ボールに生ごみを入れてかき混ぜるだけで、「たい肥」ができます。
※基材の詳細は、下記をご覧ください。
家庭菜園等に使うことのできる、たい肥。実は、普段家庭からでる生ごみから簡単に作ることができます。
コンポストの基材と、家庭で簡単に手に入る材料を使って、生ごみがたい肥に代わる、そんな自然の循環を味わってみてください!
段ボールコンポストの中身は、微生物が住みやすい環境になるようにつくってあります。その微生物の力を借りて、生ごみをたい肥に変えることができるのです。この微生物は、酸素と水が大好き。食べ物をうまく分解してもらうには、酸素と水をバランスよく微生物に与えることがポイントです。
家族4人の場合は、みかん箱くらいの大きさがちょうどいいです。生ごみの量に合わせて選んでください。
ココピートとそば殻くん炭の割合は3対2。これらを混ぜたものを「基材」といいます。
「ココピート」とは、ココナッツの殻を発酵させた天然資源です。「そば殻くん炭」とはそばの実を収穫する際に出る外殻を、いぶし焼きにして炭化させたものです。
ココピートは微生物の住みかとなります。そば殻くん炭は、ココピートの酸性を弱めたり、においを抑える役割があります。
左がココピートで、右がそば殻くん炭。二つとも、大きいホームセンターや、インターネットで購入することができます。
段ボール箱がすっぽり入るぐらいの大きさのもの。中には基材を入れます。
新聞紙は、ふたにして段ボールにかぶせます。ひもは、新聞紙のふたを固定するために使います。
こうすることで、虫や雨が入るのを防ぎます。
新聞紙以外にも、タオルなど、通気性が良いものなら大丈夫です。
段ボールコンポストを直に置くと雨などで底面が濡れてしまうため、段ボール箱と地面の間にペットボトルなどを置いて浮かせます。
生ごみを投入するときや、かき混ぜるときに便利です。
カットすると、微生物がより生ごみを分解しやすくなります。
微生物が活発に活動するには、適度な水分も必要です。湿り気が足りない時は水を加えるなどして調整します。
気温が高い(30℃~50℃)方が、微生物が活動しやすいので、日当たりのよい場所においておきます。
微生物が活発に活動すると、段ボールコンポスト自体もほかほかするようになってきます。
また、新聞紙でふたをすることで、虫が侵入するのを防ぎます。
1~3を繰り返します。
生ごみを投入し続けていると、やがて分解が遅くなってきます。
そうしたら、生ごみを入れるのを中止し、一ヶ月ほど熟成期間を作ります。
熟成したものをふるいにかけて、消化しきれていない生ごみを取り除いたら、たい肥の完成です!
家庭菜園などに利用しましょう。
区では、段ボールコンポストの取り組み方を、より詳細に記したマニュアルを発行しています。
下記のリンクからダウンロードできますので、ぜひご覧ください。
夏休みの自由研究等で、段ボールコンポストに楽しく取り組むためのかんさつ日記はこちらでダウンロードできます!
ぜひご活用ください!
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お問い合わせ
所属課室:環境リサイクル支援部みなとリサイクル清掃事務所ごみ減量・資源化推進係
電話番号:03-3450-8025(内線:3911)
ファックス番号:03-3450-8063