新型コロナウイルスに関連した肺炎患者の発生に係る興行場における対応について

　中華人民共和国湖北省武漢市で新型コロナウイルス関連肺炎の集団発生が報告されて以降、国内でも新型コロナウイルス感染症患者の報告が増えてきています。 

　新型コロナウイルス感染症に関しては、「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言（令和２年３月１９日新型コロナウイルス感染症対策専門家会議）」において、最も感染拡大のリスクを高める環境は、

　　　　　1.　換気の悪い密閉空間

　　　　　2.　多くの人が密集していた

　　　　　3.　近距離での会話や発声が行われた

という「３つの条件が同時に重なる場」であるとされており、それら３つの条件が重なった場での行動を十分抑制していただくことが重要とされています。

また、若者世代は無症状又は症状の軽い方が多く、気がつかないうちに感染を広めてしまう事例が多くみられるとされています。

いわゆるライブハウスについては、この３つの条件が同時に重なる可能性があり、先般、大阪のライブハウスにおいて100名を超える患者集団発生が報告されています。

　港区内の施設管理者の皆さまにおかれましては、興行場法等関係法令の基準に基づき、適切な施設の維持管理を実施していただいているところと存じますが、ライブハウス及びライブハウス以外の一般の興行場についても、下記文書の内容を参考にしていただき、換気や消毒等の衛生管理が適切に行われるよう、今一度ご確認をお願いいたします。 

 

（令和2年3月25日付け厚生労働省事務連絡）新型コロナウイルス感染症に係る感染防止対策について（PDF：130KB）

　別添1　（一部抜粋）新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言（PDF：1,679KB）

　別添2　警察庁通知（PDF：75KB）

関連リンク

• 新型コロナウイルスに関連した肺炎の発生について
• 東京都福祉保健局ホームページ「新型コロナウイルス関連肺炎に関する情報」（外部サイトへリンク）
• 観光庁ホームページ「外国人旅行者向けコールセンターのお知らせ」（外部サイトへリンク）