更新日：2024年2月21日

住民無視の再開発について

内容

港区は富裕層の住む街というイメージで見られているが、実際は私のように自営業を長年営んできても経営難に陥ってしまった独身女性や、独居高齢者など生活困窮者は少なくない。富裕層のイメージに隠れた生活困窮者の立場から区政に関して苦情を申し上げたい。

区では再開発が盛んだが、地元住民と不動産事業者の間でトラブルが多発している。富裕層と違い、一般人・生活困窮者にとっては死活問題であるのに、再開発の進め方が乱暴すぎる！突然オーナーからビルの建て替えを告げられても対抗手段がないのが現実だ。都市開発が決定してからではなく、計画段階において地元住民の意見を聞く姿勢が港区には欠如している。住民を無視した再開発を強行するのは区長、議会が本来の行政を見失っているとしか言えないではないか。再開発を推進してばかりで弱者を無視する区長は今期限りで辞めていただきたい。

区の対応・考え方

市街地再開発事業の実施に当たりましては、地権者、行政及び再開発準備組合などが相互に連携し、住民発意のまちづくりを進めていくことが重要と考えております。
地権者の方々に、事業の準備段階から市街地再開発事業に関する理解を深めていただくため、区は、再開発準備組合などに対し、地権者と信頼関係を構築した上で、個々の状況に配慮した丁寧な説明を行い、合意形成を図るよう指導しております。
また、借家人の方々に対しては、都市再開発法に基づき継続借家か借家権消滅（転出）となるため、再開発組合設立認可後、再開発組合に対し、借家人の意向なども含めて適切な対応をするよう指導しております。
引き続き、積極的に地域の中に入りながら、地権者からの相談に応じ、中立中世な立場で助言を行うなど、住民発意のまちづくりを支援してまいります。

担当課

街づくり支援部再開発担当

ご意見をいただいた時期

令和5年10月

関連分野

環境・まちづくり-都市計画・まちづくり-市街地再開発事業