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更新日:2024年2月21日

事業所の騒音について

内容

11月28日に違法な騒音について事業者と協議が行われていたようですが、実質的に何にも伸展がなく、かねてより懸念していた状態になってしまい、非常に残念です。

朝7時前や夜22時以降は「作業」はしないという話になったそうで、それがさも「成果」のような話になってしまっていますが、そもそも事業者側は2月の時点から朝7時から22時までしかやっていません(朝も従業員が7時に出勤してくるので7時より前にやることはありえない)という説明でした。当初からの彼らの説明どおりになっただけです。実際は6時台からやっていて彼らが嘘をついていただけでしたが、その嘘が9か月以上かけてやっと正されただけの話であり、マイナスがゼロになっただけで、特に進歩があったわけではありません。7時以降にしかやらないと言っている相手に対して「7時以降にやりましょう」、でしたら、2月の当初から言えていたことです。
現状全てが9か月遅れになっています。
それで、認識されていらっしゃるのか不明なのですが、「7時以降だったら良い」わけではないので、7時以降でも違法な騒音なのであって、本来なら1日中出してはいけない騒音になりますが、その辺の意識が区役所の方のほうで希薄な気がします。
こちらは仕方なく8時以降を提案させていただいたことはありますが、あくまでも完全に音が改善されるまでの最大限の譲歩案として言っているだけです。また8時ではなく7時なのであれば、当初から7時以降なはずですから実質ゼロ回答だったということです。
いつの間にか、論点がすり替えられて、事業所が何かしてくれた!みたいになっていあすが、何も変わっていないですので、早急に実質的な成果が出るようにやっていただきたいです。

9か月の間、ルーティンのダクトの清掃1回、清掃後の測定1回があったのでしょうが、それらもこちらがそれぞれ3、4か月待っても音沙汰ないので、せっついて実現したことであって、せっついてなければ放置されていた可能性もあります。ルーティンのダクトの清掃や清掃後の測定含めて本来なら1か月位でできていたのではないかと思います。

それで、先日朝に警察に見にいっていただいたわけですが、その時に「作業」はしていなかつたとのことで、事業所のせいではない、という論調にされてしまっていますが、これも、論点のすり替えで、「作業」とは何を指すのかというのが人によって異なるので、言葉のあやで、どうとでも言えてしまうので、曖昧な定義や思い込みなどではなく、具体的に何と何の機械が存在して、そのうちの何がついていない、とかそういう具体的な形容の仕方で話すべきだと思います。結局こちらが突っ込んで聞いてみたところ、室外機はついていた(常時・24時間稼働)ということでした。室外機は複数台あり、建物の上部のほうに設置してあり、上に新幹線の線路があるので、音が反響しやすい位置にあると考えられ、普通の家庭の、ベランダに1台室外機があるというような状態とは異なります。2月の測定時に少なくともダクトの前で環境基準より明瞭に騒音値が高いというのは私も見ていましたが、そこにはダクト以外にも室外機も複数台あり、室外機も騒音原因として考えられるのではないかというのは当初から議論に出ていました。ですので、港区におかれましても、ダクトは付いていなくても室外機はついていたのかどうか位は私から言われて初めて聞くのではなく、そちらで確認できていたのではないかと思います。ともかく、少なくとも室外機はついていたことが判明しましたので、事業所が騒音源ではないとは言い切れなくなりました。
室外機はこちらからピンポイントに聞きましたが、室外機以外の何かで彼らの言う「作業」に含まれない何かがある可能性もあります。(ちなみに冷蔵庫はつけておかなくてはいけないという話が出ていましたが、こちらは冷蔵庫を切って欲しいと言っているわけではありませんので、話をすり替えないでください。もちろん屋外に出ているようなもので騒音が規準を超えているようでしたら、基準を超えないものなどに変えるなどはすべきと思いますが、屋内の冷蔵庫を切れなどは言っておりません。)

(一応ダクトはその時ついていなかったという事業所の説明は信じる方向でいたいですが、その日の1、2週間前などに複数の日で、見るたびに6時台から稼働しているのをこちらは実際に見ていますので、その日だけ7時以降につけていた理由は不明ですし不思議です(逆に港区から言われなくても7時以降に始業しても問題なかったということにもなりますので、彼らは今回の協議を受けて何かを改善したわけではないということです)。
警察官は何の音かは知らされていない中出動していますので、事業所は窓も開けていますし、その日以前に1回警察が騒音で来ていますので、2回目に来た警察(パトカー)の姿を見て、瞬時にダクトを切るということもできなくはないと思います。その日の警察官はダクトの音が原因であるとか、ダクトがどこにあるとか、どういう音で鳴っているかなどは一切を知らない状態で出動しているので、瞬時に切られたとしても分からないと思います。(この辺は一応ダクトは切れていたというのは信じようとは思いますが、直近まで6時台からルーティンでやっていたというのもありますし、過去にも複数の嘘をついている事業所ですので(窓は毎日のように1日中開けっぱなしなのは誰から見ても明らかですが、窓は一定の条件下で短い時間しか開けていないとバレバレの嘘を主張するなど)完全には信用はしきれない部分はあります。))

それで、もう7時以降にダクトはつけているというのははっきりしたのだと思います。
本日12月1日、6時48分に目が覚め(これは以前見にいったときにダクトが稼働しはじめた時間と一致しており、過去にも頻繁に6時48分に目が覚めます)、ある程度の音が鳴っていて、7時以降は明らかにもっとうるさくなりました。
ですので、ダクト稼働開始がはっきり7時と判明した今、逆に事業所の音ということで良いのではないかと思います。近隣の工事は7時では始まらないです。
6時台の音は室外機、または他に機械や装置があるのであれば、それらの音の可能性があります。「室外機程度で」、と思われるかもしれませんが、以前の賃貸住宅の8階の室外機と思われるものが、警察官達が1階の公道で「反響していてどこの音だかわからない音」と形容するような音になりえるという事例もありますので十分うるさくなりえると思います。
この辺り、漫然と「作業」と呼ぶのではなく、一度、何の装置があるのか全てリストアップしていただくなりして、どれが一晩中ついているのか、朝来たら何をつけるのか、具体的に詳細に把握、分析していただきたいです。それで、次回測定する際は、暗騒音が低い日時(日曜日の早朝などは海岸通り沿いでも車はほとんど走っていませんので暗騒音は55デシベル位だと思います)に、どれを付けたらいくつになるのかをきちんと測定すべきだと思います。
室外機なども、劣化したり清掃していないと音はよりうるさくなると思いますが、メンテナンスや清掃はされているのでしょうか?室内の湿度は気にされているようですが、エアコンは安全上支障なく使える標準使用期間が10年とされていて、10年に1回の交換が推奨されています。

最後の騒音測定は私から催促されて10月だったと思いますが、そこから結果を相手に伝えるのが11月28日になるのも時間がかかり過ぎだと思います。
本社がどこか遠くの地方にあるとかでしたらまだ分からなくもないですが、聞いたところ常にあの場所にいらっしゃるようで、相手は常にそこに居る状態で、あと、支所と環境課と1人ずつでしょうか?の予定を合わすのに1か月以上かかりますか?
のらりくらりやっていてなかなか違法な騒音を改善できないのはご勘弁いただきたいです。
聞いたところ、相手にボールを投げて、その後いつどうフォローアップするのかは私から聞かれるまで全くノープランで、じゃあこれから話し合いますという感じでしたが、ある程度期限を設けなければ、ずっとずるずる「検討してまーす」というのが続くだけになると思います。少なくとも毎月伸展状況を確認し、催促し、せいぜい3か月位で何の変化もなければ、次回は文書による指導をすべきと思います。すでに9か月間も時間の猶予は与えています。

とりあえず12月にフォローアップする時点では、8時以降の稼働(都の環境条例は6-8時と8時以降では騒音基準が異なり、8時前は早朝扱いです)にどうしてもできないのか?8時以降の稼働で人員を増やせばよいのではないか?位は確認できるのではないでしょうか?

7時台の早い時間帯は、ボイラーを使わない作業工程にできないのか?例えば、7時に事業所に搬入するためのトラックが複数来て車道に違法駐車して近隣の通行妨害も来たしているのですが、全員の従業員が納品の受け取りや冷蔵庫に入れるなどを手伝うことに専念することでボイラーも使用しなくて済むのではないでしょうか?違法駐車のトラックもすぐにはけますので、一石二鳥だと思います。1時間かからなくても、仮に15分だとしても改善への一歩にはなります。

野菜のカットや肉の成型だけなどですと、窓を複数開けて外気とめちゃくちゃ換気している中で、ボイラーをつけなくてはいけないのか不明(専門家ではないので、つけないでよいのかは分からないですが)で、そういうボイラーをつけなくてもよい作業を早朝にもってくるなど作業工程の見直しができないかなど聞けないですか?(と28日以前にも言っていましたが、聞いていただけなかったようですので再度言っています。)もし協議しにいくならそういう細かいところを協議しにいったり、実際機械を1個1個見せてもらうなどするなど、もっとできることはあると思います。「宣言している営業時間を守ってください」程度でしたら電話で言えますし、9か月待って言うことではないと思います。

事業者として違法行為をしているのに、時間も変えたくない、ハード面も対策取りたくない、何もしたくないというのは許されないと思います。9か月間大したことしてきていない事業者、かつ嘘も複数ついてきた事業者ですので、強めに言わないと改善はなかなかされないと思います。早急に実質的に改善できるよう尽力していただきたいです。元々担当制ではないと思っておりましたが、特定の職員にだけ負担がいかないよう、上司の方々含め、課、区役所全体でカバーし合いながら取り組んでいただきたいです。

区の対応・考え方

日頃より港区政にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
令和5年12月1日にいただきました「事業所の騒音」につきましては、令和5年10月11日に騒音測定した結果を踏まえ、令和5年11月28日に再度、事業者に対して、改善策を講じるよう要請しています。

担当課

芝浦港南地区総合支所協働推進課協働推進係
環境リサイクル支援部環境課環境指導アセスメント係

ご意見をいただいた時期

令和5年12月

関連分野

環境・まちづくり-環境-公害(騒音・振動・臭気等)

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電話番号:03-3578-2050