ここから本文です。

更新日:2024年2月21日

田町駅西口駅前地区の都市計画案に関する説明会について

内容

12月1日に開催された田町駅西口駅前地区の都市計画案に関する説明会について質問・意見があり担当課に伝えてほしい。

1 計画地周辺の昼間人口について
森永ビルの建て替えにより大きなオフィスビルが建つ説明もあったが、駅周辺の昼間人口はどれくらいのものになるのか、触れられていなかった。周辺の田町タワーや、msb田町など大きな開発もあり、田町駅周辺の昼間人口はどれくらいが想定されているのか教えてほしい。
また、開発等の説明時には、昼間人口や夜間人口など地域の状況にも触れてほしいと思った。
2 防災拠点機能について
地域の防災拠点になるという話もあった。しかし、説明内容は駅前の広場に帰宅困難者を500名程度受け入れられるというものだった。
防災拠点とするには少ないのではないかと思った。
それ以上の帰宅困難者が生じたら、その人たちはどこに向かえばいいのか、受け入れ先はあるのか説明してほしい。
品川駅周辺は、色々な企業が受け入れられるなどアナウンスされていたが、田町駅周辺にはそのような情報が少なく分かりにくいので、周知したほうがよいと思った。
3 バスロータリーについて
バスの乗り場が整備されるとあった。現在は第一京浜沿いに分散して利用しにくいので、利用しやすくなると思った。
しかし、田町駅東口のレインボーバスの乗り場は、駅前から外れていて、ロータリーに入ればちぃばすとの乗り換えもスムーズになると思うのだが、地域交通課によると、東口のロータリーへの乗り入れは考えていないという話だった。
西口でも同様にならないか心配している。ロータリーに乗り入れを想定しているバス会社・路線はどのようなものか知らせてほしい。
4 浅草線三田駅へのバリアフリー導線について
浅草線三田駅から森永ビル方面への移動は、下水道本管などが埋まっていることから、階段のアップダウンがあり、移動に困っている。
新計画では、エレベーターが設置されると知りありがたいと思った。
しかし、先行した田町タワーの建設時にも、地下鉄からのバリアフリー導線の確保が検討されたが、下水道管等の関係で実施できなかった経緯があると聞いた。今回の計画でも同様に下水道管が通っているが、本当にエレベーターが設置されるのだろうか気になっている。計画通り設置するものであるか教えてほしい。
5 田町駅の通路について
田町駅の混雑が課題となっていて、今回の計画では、西口側の通路を2メートルくらい拡幅することを検討しているそうだ。
しかし、2メートル幅を広げただけで、混雑解消に結びつくのか疑問に思っている。
できるのであれば、現在の通路に加え、もう1本通路を作るなどできればよいと思うが、区やJRで対応することはできないだろうか。
6 住民説明会の運営について
計画に関係のない不平不満を述べる例があった。司会者などから予め、この計画に関する質疑であることを伝え、本来の質疑の時間を確保してもらいたい。
説明会は、19時~20時の予定であったが、説明に45~50分程度費やし、それから質疑を行い、終了したのは20時30分頃だった。
ちぃばすの最終も20時15分頃であり、帰りの交通手段に困ってしまった。
質疑の時間確保、地域住民の参加のしやすさや、帰りのアクセスなども考慮し、説明会を2時間程度予定する(18時開始などに早める)ことや、土日の日中に開催することなど開催日程も工夫してほしい。
また、十分な説明となるように、防災、地域交通など計画に関連する部署の担当者も確保したうえで、本計画の説明会を追加して実施してもらいたい。計画地周辺の昼間人口についてだが、品川駅周辺のオフィスには約3万人が、また田町駅周辺も1つのオフィスビルに5000人が働いていると聞いたことがある。説明会では昼と夜の人口についての情報が足りないように感じた。人口統計を参考に説明会を進めていたなら区民の理解を得る話になったと思うので、今後は是非人口統計の数字を示して、より説得力のある説明会を開催してほしい。

区の対応・考え方

1 計画地周辺の昼間人口について
田町駅西口駅前地区は芝五丁目に位置しております。令和2年国勢調査によりますと、令和2年10月1日現在の芝五丁目の昼間人口は26,291人、夜間人口は3,048人です。今回、田町駅西口駅前地区で整備されます田町タワー及び森永ビル建替え後の就業人口は、約9,000人増加する見込みと事業者から聞いております。
2 防災拠点機能について
区は、田町駅周辺において、複数の事業者と相互に連携した田町駅周辺滞留者対策協議会を中心に帰宅困難者対策を推進しています。「港区における首都直下地震被害想定の調査・分析(令和5年3月)」において、芝地区に所在する駅周辺の帰宅困難者数(平日昼間)は、270,615人のうち職場や学校等の居場所がない帰宅困難者数が17,516人に対して、一時滞在施設の受入可能人数22,481人分が確保されておりますが、本地区ではさらに約600人分の一時滞在施設を整備することとしております。また、本地区では、駅前の防災拠点として、事業者によるデジタルサイネージの設置等による多言語での災害情報の発信や、田町駅周辺の民間事業者との相互連携を図るとともに、田町駅周辺滞留者対策協議会へ参加し、滞留状況や被害状況の確認や滞留者支援活動を実施することとしています。
3 バスロータリーについて
本計画では、第一京浜(国道15号線)に分散している都営バス及び港区コミュニティーバス(ちぃばす)の各バス停を、本計画で整備する交通広場内に集約する計画としています。
4 浅草線三田駅へのバリアフリー動線について
第一京浜(国道15号線)の道路下には、電線共同溝や下水道幹線など埋設されており、これらは場所によって深さが異なっています。本計画では、難しいながらバリアフリー動線の確保が可能であるとの検証に基づき、事業者から提案されているものです。
5 田町駅の通路について
本計画では、田町駅西口側の通路について、現行幅員約12mを約9m拡幅し約21mとする計画としています。大規模開発地区関連交通マニュアルに基づいた交通影響の予測では、周辺開発により増加する歩行者交通量を踏まえ、自由歩行が可能な水準であることを確認しています。
6 住民説明会の運営について
区が主催する住民説明会においては、まちづくりの全体像がわかりやすく伝わるよう工夫するとともに、開催時間や質疑など住民説明会の運営方法についても頂いた意見を参考に、今後の住民説明会の円滑な運営に努めてまいります。

担当課

街づくり支援部開発指導課都市再生担当

ご意見をいただいた時期

令和5年12月

関連分野

環境・まちづくり-都市計画・まちづくり-市街地再開発事業

よくある質問

「よくある質問コンテンツ」をご活用ください。

よくある質問入り口

お問い合わせ

所属課室:企画経営部区長室広聴担当

電話番号:03-3578-2050