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昭和40年(1965)の「新住居表示」の際、港区の南に位置していることから、この名がつきました。
港南地区は、ペリー来航にともなう江戸の軍事要塞整備の必要から埋立て造成がはじまりました。着工は嘉永6年(1853)です。
まず芝浦沖に海上砲台を設置するための台場の建設が進められ、そのための工事用地、鉄道用地などが高輪沖にも造成されていきました。こうしてできた土地が、後の港南地区の基礎になっていきます。
昭和8年(1933)、埋立地に“高輪の浜”を意味する「高浜町」が起立、芝区に編入されました。
昭和22年(1947)、港区の成立により町名に“芝”を冠称。「新住居表示」により芝高浜町、芝海岸通の一部をあわせた町域が現行の「港南一~四丁目」となり、品川埠頭埋立地と芝品海砲台をあわせた地域が「港南五丁目」となりました。
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