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更新日:2019年6月18日

港区と全国をつなぐコーナー 第21回 青森県平川(ひらかわ)市

津軽平野で生まれた電気が港区へ

青森県南部、津軽平野の南端に位置する平川市は、農業に適した土地が広がる、自然に恵まれたまちです。平地には水田が広がり、台地ではリンゴ栽培等が行われています。四方を山々に囲まれ、市の総面積の約7割が山林です。平川市では、地元の森林の間伐材や、リンゴ栽培で発生するせん定枝を燃料とした木質バイオマス発電所が稼働しています。区は3月に、平川市と「再生可能エネルギーの活用に関する協定」を締結し、4月から発電施設で作られた電気を区有施設で活用しています。

平川市の特産品としては、色づきが良く深い甘味のリンゴが有名ですが、桃の栽培も盛んで「津軽の桃」の名で知られています。春から初夏にかけて、タケノコの一種の根曲がり竹が山間部で採れ始めます。細くて小さい根曲がり竹は、煮物や天ぷらの食材として愛されています。4月下旬には、桜が見頃となり、猿賀(さるか)公園では「平川市おのえ花(さくら)と植木まつり」が開かれます。青森県最高峰の岩木山が一望できる公園には、ソメイヨシノ等約330本の桜が咲き、庭木や花等の展示即売も行われます。

「市内では桜の次に桃の花が、続いてリンゴの花が咲いていきます」と平川市総務部総務課広報広聴係長の相馬貴弘さん。現在、平川市では「ノスタルジックシティ」をテーマに、昔ながらの風景を活用したPRに力を入れています。尾上(おのえ)地区には明治時代の三名園のひとつ、国指定名勝の盛美園(せいびえん)があります。盛美園は、映画「借りぐらしのアリエッティ」の舞台のモデルにもなりました。

「平川市は、豊富な自然の中で昔ながらの風景に出合えるまちです。8月の平川ねぷたまつりに向けて準備も始まります。皆さん、ぜひお越しください」と相馬さんは話してくれました。

平川市産のリンゴ

国指定名勝 盛美園

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