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更新日:2019年12月24日

港区と全国をつなぐコーナー 第27回 北海道天塩郡豊富町(てしおぐんとよとみちょう)

珍しい温泉がある酪農と湿原の町

北海道の宗谷地域北部、日本海に面した豊富町は、酪農が盛んな自然豊かな町です。町内には、ラムサール条約(湿地の保存に関する国際条約)に登録され、花と野生動物の宝庫のサロベツ湿原があります。

豊富町は区と平成26年に「間伐材を始めとした国産材の活用推進に関する協定」を締結しました。区内で平成29年から3年連続で、豊富町の温泉を体験できるイベントを開催する等交流を深めてきました。7月には、区内在住・在勤・在学者が豊富町を訪れ、地域の手伝い等をしながら滞在する取り組み「港区×北海道宗谷地域『宗谷版ワーキングホリデー』」も初めて開催されました。

町内には約1万3,000ヘクタールの牧草地があり、約1万4,000頭の乳牛が放牧されています。

中でも、町営の豊富町大規模草地(おおきぼそうち)育成牧場は、東京ドーム約300個分という広大な牧場です。

地元で生産される生乳は加工され、甘みの強い「北海道サロベツ牛乳」等の乳製品となって出荷されています。

また、町には国内でただ一つといわれる石油分を含んだ泉質の豊富温泉があります。

大正時代、石油の試掘を行った際にお湯が噴出したのが始まりです。

かすかに石油の匂いがする茶色いお湯は、慢性皮膚疾患等に効能が高いといわれ、乾癬(かんせん)やアトピー等に悩む人等が全国から湯治に訪れます。

大規模草地の牛たち

稚咲内海岸からの夕焼け

「稚咲内(わかさかない)海岸から日本海越しに見る利尻山(りしりざん)の風景も見事です。豊富町では地平線、水平線を見渡すスケール感のある景色に出合えますので、ぜひお越しください。これからも港区の皆さんと、地域住民同士の交流等関係を深めていきたいと思います」と同町総務課地域振興室の加藤達也さんは話してくださいました。

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