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更新日:2019年5月23日

港区と全国をつなぐコーナー 第8回 北海道礼文(れぶん)郡礼文町

高山植物が咲き誇る「花の浮島」

礼文島は北海道の北部、日本海上に位置する周囲約72キロメートルの細長い島です。北方領土を除き、人が住む島としては日本最北端で、アイヌ語の「レプン(沖の)・シリ(島)」が地名の語源となっています。北緯45度という立地と、大陸からの冷たい風がつくり出す自然環境のため、本州では標高2,500メートル以上に生息する高山植物が、礼文島では低地でも見ることができます。固有種・希少種等、約300種の高山植物が咲き誇ることから「花の浮島」という別名もあります。

「5月に島の代表的な花、レブンアツモリソウが咲き始めると、花の季節の訪れを感じます」と礼文町役場総務課の笹森厚志さん。「島には何本ものトレッキングルートがあり、美しい花を間近で眺めることができます」

礼文町は、北海道宗谷町村会の一員として、みなと区民まつりに2年連続で出展する等、港区との関係を深めています。平成29年10月から11月には、みなとパーク芝浦で開催した「北海道宗谷町村会『MINATO出張所』」に参加し、町をPRしました。

礼文町の名産は豊富な海産物です。昆布、ホッケ、タラ等がありますが、有名なのがウニです。4月からはキタムラサキウニ、6月からはエゾバフンウニが食べごろとなります。「ウニが苦手な人が、礼文で食べてから好きになったという話もあります。採れたてのウニは甘くてクセがありません」

島南部には、平成24年公開の映画「北のカナリアたち」のロケ現場を生かした「北のカナリアパーク」があります。丘の上には撮影用に建てられた小さな小学校の校舎があり、晴れた日には隣の利尻島の利尻山がくっきりと望めます。「島には温泉もあります。自然に触れた後は温泉につかり、海の幸を味わってください」と笹森さんは話してくれました。

 

澄海(すかい)岬

バフンウニを使ったウニ丼

 

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