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区には、飼い主のいない猫のふん尿や置きっ放しにされた不衛生な餌等で困っている人から相談が寄せられています。被害を受けている人が猫の存在を嫌うようになり、猫を世話している人との感情的な問題も生じています。猫の世話をする人と困っている人が対立していても問題は解決しません。地域の環境を良くするために多くの人が共に考えていくことが大切です。
また、猫を捕獲してほしいという声もありますが、猫は法律で愛護動物に指定され、区が捕獲して移動させることはできません。
地域猫活動は、飼い主のいない猫の問題を地域の環境問題として考え、地域住民の合意の下で猫を適正に管理していく活動です。具体的には、去勢不妊手術を行い、不幸な命を増やさないようにします。また、適切に餌を与え、食べ残しやふんの片付け、清掃をしてまちの美化を行います。
餌をまいて与える、置きっ放しにするといった方法は、猫以外の動物(カラス、ネズミ、ハエ等)が集まります。さらに餌が腐敗して不衛生な状況をもたらすこともあります。猫は何でも食べてしまうので腐敗した餌を食べ、体調を崩すこともあります。不適切な餌やりは猫が嫌われる原因にもなります。置き餌はやめましょう。
地域猫活動に求められることは、地域の人と猫を世話している人の相互理解です。地域の人は、地域の関心事として地域猫活動について理解をお願いします。猫を世話している人は、地域の人に理解を得られるよう働きかけをお願いします。猫と共生できる環境をつくるため、区は地域猫活動の相談を受け付け、活動を支援しています。
区では、地域猫の去勢不妊手術費用の一部を補助しています。年間を通じて随時受け付け、地域における管理の実態を調査のうえ、補助を決定します。必要であれば、手術を目的として、猫を保護するためのケージを貸し出します。各総合支所協働推進課協働推進係までご相談ください。
オス猫 上限5,000円
メス猫 上限8,000円
※既に去勢不妊手術が済んでいる場合は、補助の対象とはなりません。
動物病院(区外の動物病院も可)
東京都動物愛護相談センターでは、保護された犬や猫の譲渡事業を行っています。
譲渡を受けるには条件がありますので、事前に東京都動物愛護相談センターまでお問い合わせください。
東京都動物愛護相談センター
電話:03-3302-3507
お問い合わせ
所属課室:企画経営部区長室広報係
電話番号:03-3578-2036