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更新日:2020年5月11日

広報みなと2020年5月11日号
6月3日は「港区安全の日」です

港区安全の日について

平成18年6月3日、区民向け住宅シティハイツ竹芝で、エレベーターの扉が開いたまま上昇するという不具合による事故が発生し、同住宅に居住する当時16歳の高校生が亡くなりました。

区は、シティハイツ竹芝エレベーター事故を風化させることなく、区民全体がエレベーター等の安全対策について考える日としていくとするご遺族との約束を踏まえるとともに、安全・安心を最優先していくという区の姿勢が今後も変わらないことを示すため、平成30年から、事故が発生した6月3日を「港区安全の日」とすることとしました。

港区安全の日の目的

1 エレベーター事故を、風化させないように区民及び区職員がエレベーターをはじめ広く安全について考える機会とします。
2 港区安全の日を定めることで、安全に対する区の姿勢が今後も不変であることを区の内外に示します。

区は港区安全の日を中心として、区有施設、民間施設を問わず、エレベーター等の安全対策に主体的に取り組むことで、二度とこうした事故が起きることがないよう、今後も安全・安心の確保を推進していきます。

区民の皆さんも、毎年6月3日を身近な施設や設備の安全について考えていただく機会とされるようお願いします。

エレベーター等の安全対策についての区の取り組み

(1)戸開走行保護装置について

区は平成25年度から、戸開走行保護装置(※)が未設置の区有施設エレベーターについて、計画的に装置の設置を進めています。対象となる103台のうち、令和元年度末現在で戸開走行保護装置の設置工事が未着手のエレベーターは、残り2台となっています。
※戸開走行保護装置とは、エレベーターの扉が開いたまま動く戸開走行事故を防ぐため、二重ブレーキやかごの移動を感知する仕組みを備えた装置です。建築基準法施行令の一部改正により、平成21年9月28日以降、新たに設置されるエレベーターには戸開走行保護装置の設置が義務付けられています。

(2)区有施設の安全対策の強化について

全ての区有施設では、毎年4月から5月に、施設管理を担当する職員が、定められた点検項目に沿って、区有施設安全総点検を行っています。発見した不具合については、修繕等の対応を行っています。

また、平成30年度から行っているエレベーター事故のご遺族が講師をつとめる新任職員等を対象とした研修を、令和元年度も実施しました。この研修は、今後も実施していきます。

(3)戸開走行事故を想定した通報・救助訓練について

区は、エレベーター事故発生時における施設管理者の対応能力向上や、関係機関との連携強化、情報連絡体制の確認を目的として、平成29年度からエレベーター事故対応訓練を行っています。令和元年度には、戸開走行および閉じ込め事故を想定した訓練を実施しました。

訓練では、事故の発生から、施設管理者による現場の確認、関係機関への連絡・通報、消防隊による救助までの一連の流れを確認し、課題等の検討を行いました。

今後も、エレベーター事故を想定した訓練を継続していきます。

エレベーター事故対応訓練の様子
エレベーター事故対応訓練の様子

(4)道路の安全確保についての取り組みについて

令和元年5月、滋賀県大津市で発生した事故では道路上にいた保育園児が巻き込まれ、死傷しました。また、同じ月に、神奈川県川崎市では、通学途中の児童や保護者等が殺傷される事件が発生しました。区は、この事故・事件を重く受け止め、6月に危機管理対策検討委員会を開催し、登下校時や屋外での子どもの見守りに関する現状および課題について情報共有をしました。令和元年8月からは、保育園児等の散歩コース等について、国や都、警察等関係者とともに、道路の安全点検を行い、必要な対策を講じました。

引き続き、子どもを取り巻く環境を見守りながら、安全に関する取り組みを進めていきます。

(5)風害に対する取り組みについて

近年発生している大型台風や低気圧では、区内においても強風に伴う倒木の被害が相次いで発生しています。このため、区では平成30年度に区有施設の高さ5メートル以上の樹木について緊急点検を実施し、倒木の危険性があるものについては、伐採等の適切な安全対策を実施しました。

また、門扉や屋根等、区有施設の外部の構造物の一斉緊急点検を実施し、修繕や交換等の対策を行いました。今後も区有施設安全総点検等において、樹木や風害の影響を受ける恐れのある外部構造物等について定期的に安全の確認を行っていきます。

樹木診断の様子
樹木診断の様子

(6)大型台風等による浸水対策について

令和元年に日本に上陸した令和元年房総半島台風・令和元年東日本台風は、全国的に大きな被害を出しました。特に、各地の河川が氾濫したことにより、甚大な浸水被害が発生しました。区は、この被害状況を受け、浸水想定区域内の全区有施設について、被害想定を調査しました。今後、浸水深等に応じて浸水対策を強化するため、浸水対策に必要な設備の設置や工事等を令和2年度中に完了する予定です。

区民の皆さんへのお願い

港区安全の日は、区民の皆さんにもエレベーター等の施設、設備の安全について考えていただく日です。

普段は、意識することなく利用している施設でも、小さな損傷や不具合が思わぬ大きな事故につながるかもしれません。自分の身の回りを「安全」の視点で確認し、気付いたことがあった場合は、修繕を行ったり、施設の管理者に伝えたりする等の対応をお願いします。

エレベーターへの安全装置等設置助成制度について

区では、民間施設に設置されているものを含め、エレベーターでの事故を防止するため、区内のエレベーターに戸開走行保護装置等の安全装置等を設置する費用の一部を助成する制度を設けています。令和2年度からは、助成対象をこれまでのマンションのみから、飲食店、病院、事務所等にも拡充しています。

「6.3安全な社会づくりを目指して」講演会開催の見合わせについて

エレベーター事故を風化させず、今後の安全対策等に生かしていくため、エレベーター事故のご遺族とその支援者からなる赤とんぼの会と区は、毎年6月3日に、「6.3安全な社会づくりを目指して」を開催し、安全の大切さを広く社会に周知するための講演会を行ってきました。しかし、令和2年度については、新型コロナウイルス感染症の感染状況等を踏まえ、区民の生命を守ることを第一とし、講演会の開催を見合わせることとしました。

問い合わせ

  • 防災課施設安全担当
    電話:03-3578-2158

エレベーター安全装置等設置助成制度について

  • 建築課建築設備担当
    電話:03-3578-2300・2301

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