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更新日:2020年11月1日

広報みなと2020年11月1日号
令和2年度 港区指定文化財が決まりました

区は、文化財保護条例が施行された昭和54年から毎年文化財指定を行っています。令和2年度も、港区の歴史に関わる重要な建造物1件、歴史資料2件の合計3件を指定しましたので紹介します。

有形文化財【建造物】
旧畠山一清邸 5棟

所有者 公益財団法人 荏原畠山記念文化財団

白金台二丁目の畠山記念館に建つ畠山一清(いっせい)邸は、株式会社 荏原(えばら)製作所の創立者の自邸として建築されたものです。茶と能を趣味としていた畠山は、自分好みの茶室を多数建築し、自邸の増改築を繰り返しました。戦前から戦後にかけて活躍した実業家の生活空間を今に残す貴重な建造物です。

明月軒
明月軒

  • 翠庵(すいあん) 昭和4年築の茶室
  • 明月軒(めいげつけん) 戦後、翠庵と共に改築された茶室で、能を舞う空間としても利用
  • 沙那庵(さなあん) 隣地に続いていた自邸工事の際、建築監督の小屋として昭和12年に建築したもの
  • 浄楽亭 懐石用の茶室として昭和40年に建築された茶室
  • 毘沙門堂 浄楽亭に併設する形で建てられた昭和18年築の茶室

有形文化財【歴史資料】
東禅寺事件銀製メダル及び江幡家文書 32点

所有者 港区教育委員会

これらの資料は、文久元(1861)年5月28日夜に発生した東禅寺(イギリス公使館)襲撃事件の際、警護にあたった幕府の外国御用出役(でやく)の江幡吉平に対して、イギリス政府から贈られた銀製メダルと、これに関係する史料を含む文書群です。警護者たちへのメダル授与は政情不安定な幕末期にはかなわず、明治22(1889)年、連絡の取れた55人へ渡され、江幡へのメダルは、娘のきくに授与されました。

東禅寺事件だけでなく、事件に関するその後の社会の動向もうかがうことができる、幕末・近代の貴重な歴史資料です。

東禅寺事件銀製メダル
東禅寺事件銀製メダル

有形文化財【歴史資料】
紅葉館資料 2点

所有者 株式会社 TOKYO TOWER

紅葉館(こうようかん)は明治14(1881)年、純和風の社交場として開設された会員制の高級料亭です。外国の賓客の接待や政財界、海軍関係者の懇親の場として賑わい、硯友社(けんゆうしゃ)等の文人の交流の舞台となりました。本資料は、昭和20年3月の東京大空襲で焼失した紅葉館の跡地を取得し、そこに東京タワーを建設した日本電波塔株式会社 (現株式会社 TOKYO TOWER)に伝わりました。多くの著名人が集まった場でありながら資料が乏しい同館の実態を知る上で貴重な歴史資料です。

紅葉館資料
紅葉館資料

11月1日から11月7日は文化財保護強調週間です

11月3日(文化の日)を中心とした1週間は「文化財保護強調週間」として、各地でさまざまな文化財保護事業が行われ、都では「東京文化財ウィーク」が行われています。詳しくは、東京文化財ウィークのホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。

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  • 図書文化財課文化財係
    電話:03-6450-2869

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