広報みなと2022年11月1日号
子どもたちの笑顔あふれる社会をめざして
11月は「児童虐待防止推進月間」です
~「もしかして?」 ためらわないで! 189(いちはやく)~
全国の児童相談所における児童虐待相談対応件数は、平成2年度の統計開始以来30年連続で増え続けており、子ども家庭支援センターが受け付けている児童虐待相談受付件数も、年々増加しています。
また、令和3年4月に開設した港区児童相談所の令和3年度の児童虐待相談受付件数は、879件でした。

オレンジリボンは
児童虐待防止のシンボルです。
皆さんの相談が、子どもの命と心、家族を救います。
港区子ども家庭相談ダイヤル 電話:03-5962-7215
相談受付時間
月曜から金曜 午前8時30分から午後6時
土曜 午前8時30分から午後5時
※祝日、年末年始を除く。
こんなときはぜひ相談してください
- 中学生の息子が、夏休みが終わったら週に2日から3日学校に行かなくなり、部屋に閉じこもっていることが多くなりました。誰かに相談したいけれど、誰に相談したら良いか分かりません。
- ひとり親ですが、近くに頼れる親戚もいません。今は元気ですが、もし私が病気になったら、子どもの世話はどうしたらいいですか?
もしかしたら、ヤングケアラー(※)かもしれない・・・と感じたときは、ご相談ください
- 子どもが、障害や病気のある家族の介護や幼いきょうだいの世話をしている。
※ヤングケアラーとは、法令上の定義はありませんが、一般に、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話等を日常的に行っている、18歳未満の子どものことです。
問い合わせ
- 子ども家庭支援センター相談支援係
電話:03-5962-7213
児童虐待とは?
子どもを守るべき保護者(親や親に代わる養育者)が、子どもの身体や心を傷つけることを言います。
児童虐待は、子どもの健やかな発育、脳の発達に深刻な影響を及ぼします。
- 激しい子どもの泣き声がたびたび聞こえる
- 夜間に子どもだけで出歩いている
- 子どもが言うことを聞かず、イライラしてつい手をあげてしまう
身体的虐待とは?
- 子どもをたたく、蹴る、投げ落とす
- 戸外(ベランダ・玄関外)へ閉め出す
- 激しく揺さぶる 等
心理的虐待とは?
- 子どもの前で激しく言い争う
- ひどい言葉を浴びせる
- きょうだいの間で極端な差別をする
- 無視をしたり拒否的な態度をとったりする 等
ネグレクトとは?
- 必要な衣食住の世話をしない
- 子どもだけを車や家に置き去りにする
- 病気やけがでも医師に診せない
- 学校へ登校させない 等
性的虐待とは?
- 子どもにわいせつな行為をする
- 性的行為を見せる
- ポルノグラフィの被写体にする 等
もしかして児童虐待?と思ったら
24時間対応しています
- 港区児童虐待相談ダイヤル
電話:0120-483-710
- 児童相談所虐待対応ダイヤル
電話:189(いちはやく)
問い合わせ
- 子ども家庭支援センター相談支援係
電話:03-5962-7213