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更新日:2023年3月11日

広報みなと2023年3月11日号
梅毒の患者数が増加しています

梅毒とは

感染している人との性行為(粘膜や皮膚の小さな傷との直接接触)で感染する性感染症の1つです。感染すると、数週間から数カ月の経過で性器周囲の硬結やリンパ節の腫れ、全身の発疹といった症状を自覚することが多いとされます。しかし症状に乏しいことも多く、年単位で発見が遅れ病気が進行すると脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。また、妊婦が感染している場合、新生児死亡や先天性梅毒につながる危険があります。

梅毒患者の推移

ここ数年で、全国的に梅毒の患者報告数が急激に増加傾向にあります。令和3年の都内患者報告数は2,451件と、例年を上回る数であり、特に20歳代から40歳代の患者数が多くなっています。

感染を防ぐには

コンドームを正しく利用することで感染のリスクを大きく抑えることができます。また、早期の薬物治療で完治が可能です。無症状のまま他人へうつさないためにも、感染した可能性がある場合はできる限り早期発見・治療を行うことが重要です。また、パートナーも検査で感染の有無を確認することが必要です。

感染を知るには

血液検査で分かります。みなと保健所では、毎月2回、HIV検査と同時に梅毒の検査を行っています。検査は、無料・匿名です。詳しくは、港区ホームページをご覧ください。
※妊娠中の人は健診項目の中に梅毒検査が含まれており、妊娠初期に検査をすることになっています。

問い合わせ

  • みなと保健所保健予防課保健予防係
    電話:03-6400-0081

よくある質問

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