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更新日:2023年3月21日

広報みなと2023年3月21日号
令和4年度包括外部監査の結果をお知らせします

包括外部監査は、弁護士や公認会計士等の資格を持つ外部の専門家が、区の仕事について自ら特定のテーマを決めて、財務や会計を中心に監査を行うものです。

令和4年度の港区包括外部監査人である竹内朗弁護士から、包括外部監査結果報告書が提出されました。外部監査人が決定したテーマは「多様性の尊重に関する事業の財務事務の執行について」です。主に、人権尊重・啓発、男女平等参画・国際化・子ども・高齢者・障害者等幅広い分野の事業を監査し、改善すべき事項の指摘と事務の改善に向けた意見をいただきました。今後、区では報告書の内容を踏まえ、改善を進めます。

令和4年度包括外部監査結果報告書は、区政資料室(区役所3階)、各港区立図書館および港区ホームページからご覧いただけます。

テーマ 多様性の尊重に関する事業の財務事務の執行について(指摘及び意見の抜粋)

外部監査の総括意見

多様性が尊重されることはあくまで手段であり、その目的は新たな価値を創造すること、その価値をコミュニティを構成するあらゆる人々が享受することにある。

多様性の尊重に関わる「人権尊重」「男女平等参画」「国際化推進」「障害者福祉」「子ども・子育て支援」「高齢者支援」という従来の諸施策を、多様性の尊重を軸に据え、コミュニティを構成するあらゆる人々が新たな価値を享受するという本来の目的に向かって、施策を展開し、着実に推進されたい。

〔各論〕改善すべき事項の指摘

〔各論〕事務の改善に向けた意見

  • 区が著作権の譲渡を受ける必要のある契約の履行に当たっては、著作権の規定がある契約ひな形を使用するか、仕様書において必要事項を定めるべきである。
  • 港区国際交流協会に対する補助金について、同協会の財務状況や事業運営の実態を把握し、適切な補助金額を判断すべきである。併せて、同協会に対し、適切な助言を行うべきである。
  • 男女平等参画センター(リーブラ)の設置目的に沿った男女平等推進団体・学習団体、特に若年層で構成されるこれらの団体が増加するよう、SNSによる広報のさらなる有効活用や、区内大学・企業への直接の広報等を検討するべきである。
  • 新たな障害者就労の創出として、区役所内の福祉売店(はなみずき)において取り組んでいる遠隔操作ロボットについて、実証実験終了後は、その成果を生かし、他業務への拡大等を検討するとともに、一定の成果指標を設けるべきである。

※内容については、紙面の都合上、一部本文と表現を変えています。

問い合わせ

  • 企画課企画担当
    電話:03-3578-2509

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