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モカといえば、最も有名なコーヒーの銘柄の一つですが、その名前はイ工メンにある港に由来します。中東・アラビア半島の先端、紅海に面したモ力の港から、コーヒー豆が世界中に輸出されていきました。
イ工メン産のコーヒーは特に「モ力・マタリ」と呼ばれ、とても香り高くマイルドな味わいが特徴です。コーヒーの原産地はアフリカの工チオピアですがこれを世界に広めたのはアラビア商人たちでした。マルワン・ノーマン大使は「私たちは、コーヒーの起源の国として誇りを持っています」と語ります。
このようにコーヒーと縁の深いイ工メンで、国民が日常的に飲んでいるのはコーヒーハスク(殻)を煎って入れた「ギシル」。コーヒーよりずっと軽く、ほんのりと甘みがあります。日本人の緑茶と同様、イ工メンの人びとにとっては欠かせない飲み物で、客が訪ねてきたら必ずギシルを出すのが礼儀です。
一緒に楽しむのは、ロ東で広く親しまれているデーツ(ナツメヤシの実)を干したお菓子。ミネラルやビタミンが豊富で健康にも良いのだとか。もちろん、ギシルとの相性もぴったりです。
コーヒーハスク(殻)を煎って入れた「ギシル」とデーツ(ナツメヤシの実)を干したお菓子
イエメンのコーヒーについて説明していただいたマルワン・ノーマン大使(左から2人目)と大使館のスタッフの皆さん
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