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港区にある水に関係のある施設

港区の主な水道本管と施設

水道局港営業所

住所:港区三田1-3-27

芝給水所公園

 

芝浦水再生センター

住所:港区港南1-2-28

電話番号:03-3472-6411

芝浦水再生センターは、品川駅港南口にあります。昭和6年(1931年)につくられ、東京では3番目に古い水再生センターです。ここで処理した水は、東京湾(運河)へ放流しています。また、その一部を品川駅周辺や汐留などのビルに送り、トイレの水に再利用したり、ビルの冷暖房に利用したりしています。

にじのはし幼稚園やお台場学園港陽小中学校では、芝浦水再生センターで処理された水をトイレの水に利用しています。

芝浦水再生センターの方の話

下水道のしせつは、24時間365日、休むことなく働き続けています。下水道ができたことにより、衛生的になり、川や海は、アユがもどってくるほど、きれいになりました。

下水が再利用されるまで

東京湾へ戻す場合

  1. 下水の中の土砂やごみをしずめます。
  2. 下水から泥を取りのぞきます。
  3. 泥を取りのぞいた水に、微生物と空気をふきこみ、下水の中のきたない物質を分解します。
  4. 下水の中の細かいよごれをしずめます。
  5. 砂をつめた塔の中を通して下水をろ過します。
  6. 消毒します。(次亜塩酸ソーダ)
  7. 東京湾にもどします
  8. 東京湾へ。トイレや冷暖房に再利用されます。

レンガやタイルとして使う場合

  1. 取りのぞいたどろをちちめ、どろをためます。
  2. 水分を取りのぞき、「おでい」として処理します。
  3. レンガやタイルの原料や肥料として再利用されます。

まとめ

10時間~20時間かけて処理された下水は、きれいにして、東京湾へ放流されます。また、おでいは、いろいろなところで利用されています。