(目的)

第1条　この事業は、常時介護を必要とする在宅の心身障害者(児)(以下「障害者」という。)が、介護者の休養等の理由によりショートステイが必要となったとき、区がショートステイを行い、障害者及びその家庭の日常生活の安定を図ることを目的とする。

(実施方法)

第2条　ショートステイは、港区立障害保健福祉センターにおいて、宿泊又は日帰りの方法により行うものとする。

(対象者の資格)

第3条　ショートステイの対象者は、区内に住所を有し、かつ、常時介護を必要とする障害者で、その障害の程度又は種別が次の各号のいずれかに該当するものとする。ただし、施設入所者で、施設の都合により一時的に帰宅している場合は、この限りでない。また、介護保険対象者は、介護保険サービスを優先するものとする。

(ショートステイの要件)

第4条　在宅の障害者のショートステイは、日常介護に当たる者が次の理由により一時的に障害者の保護を行うことができなくなったときに行うものとする。

(ショートステイの内容)

第5条　ショートステイの内容は、次のとおりとする。

(施設への移送)

第6条　対象者の施設への移送については、対象者又は保護者の責任で行うものとする。

(ショートステイの申請等)

第7条　ショートステイの申請は、利用日の1か月前からとする。ただし、年末年始等区長が必要と認める場合は、この限りでない。

(利用者の負担する費用)

第8条　ショートステイに要する費用は、無料とする。ただし、次に定める経費については、利用者の負担とする。

(利用期間等)

第9条　ショートステイの期間は、1月につき6泊7日以内、又は日帰り利用として月7日以内とし、年間の利用日数は24日以内とする。

(委任)

第10条　この要綱に定めるもののほか必要な事項は、区長が別に定める。