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平成30年8月22日(水曜日)から24日(金曜日)にかけて、今年で9回目となる「秋田県にかほ市夏休み自然体験教室」を実施しました。
今年も芝浦港南地区に住む小学校4年生から6年生までの15名の児童参加し、JR東京駅から元気に出発しました。
新幹線に乗ること約4時間、JR秋田駅に到着。最初に向かったのは、『白瀬南極探検隊記念館』です。
記念館では実際に南極で使用された雪上車を見たり、白瀬矗の偉業を学んだりするほか、南極の氷に触れる体験等をし、子どもたちも初めて知ることや学ぶことに興味津々の様子でした。また、同地に隣接する南極公園において、自由行動の時間を取り、元気いっぱいに体を動かしていました。
白瀬南極探検隊記念館を見学
オーロラムービー視聴
南極記念公園での集合写真
短い時間で思いっきり遊びました!
白瀬南極探検隊記念館を見学した後は、元滝伏流水の見学をしました。
斜面に張り付いたコケの深い緑をはじめとしたみどり豊かな風景を見ながら山道を歩くこと10分、目の前に元滝伏流水が現れました。
滝に見えるその姿、実は鳥海山からの雪解け水が伏流水として流れ出ているもので、その雄大で神秘的な風景とマイナスイオンの爽快さに子供たちは癒されている様子でした。
水の冷たさを実感!!
元滝伏流水バックに集合写真
元滝伏流水を見学した後、ホームステイ先のある横岡地区へ向かい、横岡自治会館でホストファミリーのみなさんとの対面式を行ないました。
グリーンツーリズム会長のあいさつ
お世話になるホストファミリーにご挨拶
対面式の後、子供たちは、各ホストファミリーの自宅へ向かい、一日目を終えました。
2日目は農作業体験からスタート。
全員でダイコンの種蒔きをした後、それぞれのホームステイ先の畑で、ナス、キュウリ、ネギ、ジャガイモ、枝豆、カボチャ等、いろいろな野菜を収穫しました。
普段めったに行うことのない体験に、子どもたちも張り切っていました。
畑で集合写真
11月にはおいしい大根が収穫できるかな
大量に収穫できました
収穫した野菜の重さは・・・?
農作業体験の後、地域のそば打ち名人の指導でそば打ち体験をしました。
平らに伸ばすのは一苦労
名人のような細いそばを目指して頑張りました
農作業体験とそば打ち体験とアクティブに活動し、お昼は自らで収穫した野菜の天ぷらと打ちたてのそばです。
自給自足で食事をする大変さは、体験してはじめ感じ取ることができました。
午後のイベントに向けてたくさん食べました
手打ちそばと野菜の天ぷら
楽しい昼食時間を過ごした後は、自然観察として獅子ヶ鼻湿原の散策に出かけました。
厳しい自然の中を生き抜いたブナの巨木が群生し、また独特の生態系を持つ湿原を肌で感じながら、この森の象徴的な存在の「あがりこ大王」と「あがりこ女王」を見に行きました。
また、鳥海三からの雪解け水は8月の真夏でもとても冷たく感じました。
約300年の月日を過ごしたあがりこ大王
枝の形が動物の顔に見えるところもありました
手がしびれてしまうほど冷たかったです
無事に湿地散策ができました
湿原散策から横岡自治会館に戻り、バーベキューで夕食をとり、皆で花火を楽しみました。
食べたい分を自らで準備
焦げないように気を付けて焼きました
ここでも午前中に収穫した野菜をたくさん食べました
ホイル焼きにした野菜は大人気でした
みんなで仲良く手持ち花火をやりました |
最後に噴出花火をみんなで見て2日目は終了 |
まずは、横岡自治会館において、3日間お世話になったホストファミリーさんとのお別れ会です。
子どもたちから感謝の言葉を伝えた後、皆さんで記念撮影をしました。
感謝の気持ちをこめて、ホストファミリーにあいさつ
横岡自治会館前で集合写真
東に鳥海山や象潟地域、西に雄大な日本海を望める道の駅象潟「ねむの丘」において、子供たちはお土産等を購入しました。
その後、磁性素材「フェライト」をモチーフに磁石の不思議な体験ができるフェライト科学館に行き、様々な体験をしました。
磁石を使ったゲームに大人も夢中
磁石だけでなく、たくさん不思議を体験しました
都会ではなかなか体験することができない自然を肌で感じ、野菜収穫やそば打ちなどを体験をすることで、当たり前のように過ごしている日常のありがたみを実感した3日間でした。
五感をたくさん活用して楽しんだ児童たちは、かけがえのない夏の思い出になったことでしょう。秋田県にかほ市のみなさま、ありがとうございました。
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