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令和元年8月21日(水曜日)から23日(金曜日)にかけて、「秋田県にかほ市夏休み自然体験教室」を実施しました。
今回で10回目となり、今年度も芝浦港南地区在住の小学4年生から6年生までの15名の児童が参加し、東京駅から元気に出発しました。
新幹線に乗ること約4時間、JR秋田駅に到着しました。最初に向かった先は「白瀬南極探検隊記念館」です。
記念館では、実際に南極等で撮影されたオーロラ映像を鑑賞するほか、実際に南極で使用された雪上車の見学や南極氷が水に溶ける際の音を聞く体験をし、南極等について楽しく学びました。また、同地に隣接する南極公園において自由行動の時間を取り、元気いっぱいに体を動かしました。
![]() 南極のオーロラ映像を鑑賞しました |
![]() 当時の装備が軽くて驚きました |
![]() 地域を超えてたくさん遊びました |
![]() 記念撮影でお気に入りポジションを確保 |
白瀬南極探検隊記念館を出発し、次に向かった先は元滝伏流水です。
岩や倒木に生えた苔をはじめ、青く生い茂った木々の間を歩くこと約10分、目の前に元滝伏流水が現れました。滝に見えるその姿は、実は鳥海山からの雪解け水が湧水したもので、参加した児童は、水の冷たさに驚き、雄大さと神秘的な風景に圧倒され、マイナスイオンの爽快さに癒された様子でした。
![]() 側溝に流れる雪解け水で道中はとても涼しかったです |
![]() 元滝伏流水の迫力に圧倒されました |
元滝伏流水を見学した後はホームステイ先のある横岡地区へ向かい、横岡自治会館にてホストファミリーのみなさんと対面式を行いました。
![]() グリーンツーリズム会長のあいさつ |
![]() 児童代表あいさつ |
対面式の後は各ホストファミリー宅に向かい、それぞれの時間を過ごして一日目を終えました。
2日目は農作業体験からスタートしました。
全員で大根の種まきと水やりを行い、各自植えた場所に名札を添えて記念撮影をしました。種植え体験の後は、それぞれのホームステイ先の畑で、野菜の収穫体験でした。なす、きゅうり、トマト、じゃがいも、枝豆等、カゴいっぱいに収穫しました。
![]() 植え方を教わります |
![]() 「優しく植える」がおいしく育つコツです |
![]() 収穫は簡単ではありません |
![]() 今回収穫した量を測りました |
農作業体験の次は、そば打ち体験です。地域のそば打ち名人のご指導を受けて、グループごとにそば打ちをしました。
![]() みんなで愛情を込めてこねました |
![]() 師匠のようにリズムよくそばを切ります |
アクティブに活動した後の昼食は、自ら収穫した野菜と打ち立てのそばを天ぷらそばにして、おなか一杯に食べました。天ぷらは、収穫したての野菜をホストファミリーのお母さんたちが作ってくれたものです。あまった野菜は今回のお土産として持ち帰りました。
![]() 自ら作ったそばは格別です |
楽しい昼食を過ごした次は、自然観察として中島台獅子ヶ鼻湿原に向かいます。
厳しい自然の中を生き抜き、不思議な枝をしたブナの巨木が群生した湿原は、独特な雰囲気をまとう空間で、ガイドを先頭に約2時間散策をしました。この森の象徴的な存在として「あがりこ大王」や「あがりこ女王」、「鳥海マリモ」を見学し、鳥海山の雪解け水が湧き出て触ることのできる場所で、真夏でも冷たい水であることを体験しました。
![]() 樹齢300年のあがりこ大王 |
![]() 中はどうなっているのでしょう |
![]() 川の始まりを見つけました |
![]() 雪解け水は夏でも冷たくて驚きです |
湿原散策から横岡自治会館に戻り、楽しみにしていた夕飯はバーベキューです。ホストファミリーのお父さんやにかほ市の職員が準備して待っていてくれました。この時も、午前中に収穫した野菜をおいしくいただきます。途中、夕立に見舞われるアクシデントはありましたが、雨はすぐに上がり、最後はみんなで花火をして2日目を終えました。
![]() 焼き加減は大切です |
![]() アクティブに活動した後はおなかがペコペコです |
![]() 2日目最後のイベントは花火です |
![]() 煙に負けず楽しみました |
みんなで火を分け合いました |
![]() 締めは、吹き出し花火です |
横岡自治会館にて、3日間お世話になったホストファミリーと地域の子どもたちとのお別れ会です。
代表者が3日間の楽しかった思い出とともに感謝を伝え、最後に記念撮影をしました。
![]() 楽しい思い出を発表しました |
![]() 最後に記念撮影をして、お別れです |
東に鳥海山や象潟地域、西に広大な日本海を望める展望室を構える道の駅「ねむの丘」において、展望室での見学と今回の旅のお土産購入です。晴れていれば、見晴らしがよいきれいな景色を展望室から眺められたのですが、当日はあいにくの曇り空であったため、東京で待つ家族のためにたくさん買い物をして楽しみました。
![]() 曇っていましたが、日本海の大きさに圧倒です |
![]() 家族にたくさん買い物をしました |
買い物を楽しんだ後は、最後のプログラムであるフェライト子ども科学館へ向かいます。
磁性素材「フェライト」をモチーフに磁石について学べる施設で、展示物や不思議な体験ができる様々なゲームで楽しみました。
![]() 不思議な展示物がたくさんありました |
![]() ゲームを体験してフェライトを勉強しました |
日常では経験できない農作業やそば打ちを体験することで、食に関するありがたみを実感し、また、たくさんの自然を肌で感じてリフレッシュができる3日間でした。
五感をたくさん活用して楽しんだ参加児童は、かけがえのない夏休みの思い出になったことでしょう。秋田県にかほ市のみなさま、ありがとうございました。
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