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戸開走行保護装置とは、エレベーターの扉が開いたまま動く戸開走行事故を防ぐため、二重ブレーキやかごの移動を感知する仕組みを備えた装置です。
シティハイツ竹芝で発生したエレベーター事故等を受け、建築基準法施行令が一部改正されたことにより、平成21年9月28日以降、新たに設置されるエレベーターには戸開走行保護装置の設置が義務付けられています。
区は、平成25年度から、戸開走行保護装置が未設置の区有施設エレベーターについて、計画的に装置の設置を進めています。
対象となっている103台のうち、令和3年度末現在で、戸開走行保護装置が未設置のエレベーターは、残り1台となっています。
区では、民間を含めたエレベーターでの事故を防止するため、区内の民間マンション及び事務所等のエレベーターに戸開走行保護装置等の安全装置等を設置する費用の一部を助成する制度を設けています。
制度の詳細については、以下のリンク先を参照してください。
全ての区有施設では、毎年4~5月に、施設管理を担当する職員が、定められた点検項目に沿って、区有施設安全総点検を行っています。発見された不具合については、修繕等の対応を行っています。
また、平成30年度から行っているエレベーター事故のご遺族が講師をつとめる新任職員等を対象とした研修を、令和3年度も実施しました。この研修は、今後も実施していきます。
区は、エレベーター事故発生時における施設管理者の対応能力向上や、関係機関との連携強化、情報連絡体制の確認を目的として、平成29年度からエレベーター事故対応訓練を行っています。
訓練では、事故の発生から、施設管理者による現場の確認、関係機関への連絡・通報、消防隊による救助までの一連の流れを確認し、課題等の検討を行いました。
お問い合わせ
所属課室:防災危機管理室防災課施設安全担当
電話番号:03-3578-2158
ファックス番号:03-3578-2539
外国語対応が必要な人、通訳オペレーター、区の職員の3人で会話ができます。