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更新日:2022年2月17日

現代社会の貧困にみる社会的排除の諸相

11月10日(水曜)2時限:清水浩一

現代の貧困は「格差」の問題であると同時に、社会的排除の結果でもある。

ところで「相対的貧困率」という概念が国際的に用いられるようになった。これは個人所得がその国で中位に位置する人の半分のレベル以下の人を貧困と考え、人口比を計算したものだ。これによれば近年(2015年)の日本は15.6%の人々がこの貧困水準にあり、OECD諸国の中で日本は7番目に高いとのことである。

さて1990年代初頭における日本のバブル経済崩壊後、日本経済は停滞し、失われた30年と呼ばれる。この間を通じて日本人の所得水準も停滞し、今や先進国の中でも貧困が深刻化しつつある。この状況は、とりわけ非正規雇用の増加によりもたらされたと言ってもよかろう。例えば雇用が不安定で、それ故、低賃金にあえいでいる若者達は未来の展望が見えず、家庭を築くことさえためらい、これも少子化につながっている。こうした貧困の最底辺にホームレスやネット喫茶難民、ひとり親家庭の子ども達の貧困がある。

現代の貧困の諸相は、こうした経済社会の歴史や構造的要因と関連付けて把握することが必要である。

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