現在のページ:トップページ > 高輪地区総合支所 > チャレンジコミュニティ大学 > 令和元年度学習内容 > 身体運動の仕組みと身体機能の加齢性変化-筋肉の機能を中心に--(講師感想)

ここから本文です。

更新日:2020年2月26日

身体運動の仕組みと身体機能の加齢性変化-筋肉の機能を中心に--(講師感想)

12月14日(土曜)4時限 黒川貞生

 総人口に占める高齢者の割合が30%を越える超高齢化社会を迎えようとしています.高齢者が健康でproductivityを有することができるか否かは,その個人のQOL(生活の質)に関わる問題に止まらず,社会的・経済的な問題ともなります.この問題解決のためには,加齢に伴う身体機能の低下を極力抑え,高齢者の身体機能を維持・増進させ,社会参画を促進することが重要となります.

ヒトの様々な運動は関節を跨いで骨格に付着した筋肉が収縮することによって発言します.この筋肉は加齢および加齢に伴う不活動の二つの要因によって萎縮します.この傾向は,上肢の筋群に比べて下肢の筋群で顕著にあらわれます.筋肉の発揮する力は筋肉の横断面積(=筋量)に比例します.したがって,下肢の筋量が低下し,それに伴い筋力が低下すると,歩行能力等が低下し,生活の行動範囲が著しく制限されます.つまり,筋機能の低下はQOLの低下を招来する原因となります.

 近年,高齢者を対象としてレジスタンストレーニングの効果を検討した研究が多数報告されています.そして,高齢者であってもレジスタンストレーニングを適切な負荷で週に2日以上実施すれば筋肉の横断面積および筋力の有意な増加が期待できることが明らかとなってきました.レジスタンストレーニングの実施に際しては,メディカルチェックを事前に行う必要があることは言うまでもありません.

 生涯にわたって,適切なレジスタンストレーニングを行い実施し,筋機能のピークを高めると共に加齢に伴う低下を抑制するように努めることは,これからの世界に生きる人間にとって,もっとも必要な教養の一つと考えられます.

よくある質問

「よくある質問コンテンツ」をご活用ください。

よくある質問入り口

お問い合わせ

所属課室:高輪地区総合支所協働推進課地区政策担当

電話番号:03-5421-7123

ファックス番号:03-5421-7626