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更新日:2021年9月2日

医療技術を通してみる生老病死と社会ー妊娠と出産のあいだにある医療技術をめぐってー

6月9日(水曜)2時限:柘植あづみ

今年は「医療技術を通してみる生老病死と世界」のひとつの課題として、出生前検査(妊娠中の胎児の病気や障害を検査する)と人工妊娠中絶の課題に加えて、最近、しばしば事件として取り上げられる若年女性の一人での出産と新生児の遺棄や放置によって罪に問われる事件について取りあげた。出生前検査・診断は胎児を検査して、特定の病気や障碍が見つかった場合には多くの人が妊娠の中断を選ぶ。これには生命倫理的な課題だけではなく、カップルや女性が病気や障碍のある子を産んで育てる社会の条件にも問題があると思う。その一方で、メディアは中絶を選んだ女性を批判的に取り上げる。この姿勢は、妊娠したことを相談する相手がおらず、相手の男性が責任をとらず、母体保護法指定医が中絶の際に「配偶者の同意」要件を拡大解釈して未婚の女性にも要求するために中絶できなかった事例があり、それが望まない出産につながり、女性が自分だけで出産し、新生児を遺棄したり、保護しなかったという罪で逮捕・起訴され、有罪になったことが報道されている。これに対して、大学生の意見を紹介しながら、社会は何ができるのかについて考えていただいた。中絶を規定する法律「母体保護法」の課題、若年女性の知識と教育、家族・教員・知人、医療者、そしてNPOなどの団体それぞれ何をすべきか、多くの人が考えておくことで、子どもと母親の両方にとって痛ましい事件が減らせることを望む。

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