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更新日:2021年9月2日

福祉国家の生成

6月23日(水曜)1時限:武川正吾

福祉国家の語源、福祉国家の成立の歴史を「夜警国家」との対比から話した。福祉国家は労働運動や社会運動の成果のように語られることが多いが、実際は、保守主義、自由主義、社会主義の政治家がそれぞれの理由からコミットして成立した。

福祉国家は国家目標として語られることが多いが、社会科学の分析の対象となる場合は、給付国家としての側面、規制国家としての側面に焦点が当てられる。

福祉国家は産業主義の発展とともに拡大する一方、他方で家族を中心とする再生産システムの変化もその拡大に寄与した。

福祉国家を推進した政治勢力は社会主義運動、労働運動だけでなく、開明的資本家、保守的政治家などである。

20世紀後半の福祉国家研究では、一時、福祉国家は経済発展と人口高齢化によって拡大するので、政治はあまり関係ないとの学説が影響力をもったことがあったが、その後の研究では、エスピン=アンデルセンの福祉国家レジームという考えが影響力をもつようになった。

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