ここから本文です。
春の虫とチョウの一生
アゲハチョウのたまご
モンシロチョウは、アブラナの仲間にたまごを産むんだよ。これは、モンシロチョウのよう虫が食べるからなんだ。
産みつけられてすぐのものは黄色で、長さが1mm、はばが0.5mmほどの細長い形をしているよ。
4~5日でよう虫が産まれるんだ。そのころのたまごはだいだい色をしているよ。よう虫が産まれたら新鮮なキャベツをあげよう。
産まれたばかりのよう虫を「1れいよう虫」そして、1回かわをぬいで脱皮したものを「よう虫」、順番に「3れいよう虫」「4れいよう虫」「5れいよう虫」または「しゅうれい」とよぶよ。
3れいよう虫は、2回脱皮したよう虫ということになるんだ。
モンシロチョウは産まれると、たまごのからを食べたり、脱皮したあとはそのかわを食べるよ。これは自分がいるという、しょうこを残さないためなんだ。
さなぎから何日かたつと、羽がすけてみえるようになり、間もなく成虫になるんだ。これを「うか」と言うんだって。
ほかにどんな虫が見つかるかな? |
|
ナナホシテントウ
すみかは、すすきの群生しているところが大好きらしいよ。
ナナホシテントウは植物につくアブラムシを食べてくれるんだ。
テントウムシも「たまご」→「よう虫」→「さなぎ」→「成虫」と変わるよ。
たまごやよう虫もさがしてみよう。