(趣旨)

第一条　この規則は、化製場等に関する法律(昭和二十三年法律第百四十号。以下「法」という。)及び港区化製場等に関する法律施行条例(昭和五十九年港区条例第二十九号。以下「条例」という。)の施行に関し、必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第二条　この規則で使用する用語の意義は、法及び条例で使用する用語の例によるほか、次に定めるところによる。

(化製場等の設置の許可申請)

第三条　条例第二条の二の規定により、化製場等の設置の許可を受けようとする者は、次に掲げる事項を記載した別記第一号様式による化製場等設置許可申請書に、化製場等の構造設備及び周辺の区域の状況を明らかにした図面を添付して、港区みなと保健所長(以下「保健所長」という。)を経由して区長に提出しなければならない。

(許可書等の交付)

第四条　区長は、条例第二条の二の規定により、化製場等の設置の許可をしたときは、別記第二号様式による化製場等設置許可書を交付する。

(化製場等の変更の届出)

第五条　条例第二条の三に規定する事項を届け出ようとする者は、別記第四号様式による化製場等施設変更届出書に、変更後の構造設備の状況を明らかにした図面を添付して、保健所長を経由して区長に提出しなければならない。

(申請書記載事項の変更及び化製場等の経営の停廃止等の届出)

第六条　化製場等の設置者は、第三条の規定による申請書に記載した事項のうち、同条第一号、第二号若しくは第六号に掲げる事項について変更したとき、化製場等の経営を廃止し、若しくは停止したとき、又は停止した化製場等を再開したときは、十日以内に別記第五号様式による化製場等記載事項変更・経営廃止(停止・再開)届出書を保健所長を経由して区長に提出しなければならない。

(場所の指定)

第七条　法第四条第三号(法第八条において準用する場合を含む。)の規定により、区長が指定する公衆衛生上害を生ずるおそれのある場所は、次のとおりとする。ただし、区長が公益上必要があり特別な措置を講じてあると認めるときは、この限りでない。

(動物の飼養又は収容の許可申請)

第八条　条例第三条の規定により、動物の飼養又は収容の許可を受けようとする者は、次に掲げる事項を記載した別記第六号様式による動物の飼養又は収容の許可申請書に、当該施設の構造設備を明らかにした図面を添付して、保健所長を経由して区長に提出しなければならない。

(許可書の交付)

第九条　区長は、条例第三条の規定により、動物の飼養又は収容の許可をしたときは、申請者に対し別記第七号様式による動物の飼養又は収容の許可書を交付する。

(区域の指定)

第十条　法第九条第一項の規定による区域の指定は、港区全域とする。

(区域指定等に係る届出)

第十一条　条例第四条の規定による届出をしようとする者は、別記第八号様式による動物の飼養又は収容施設届出書を保健所長を経由して区長に提出しなければならない。

(申請書又は届出書記載事項の変更及び動物の飼養又は収容の停廃止等の届出)

第十二条　条例第三条の許可を受けた者が第八条の規定による申請書若しくは前条第一項の規定による届出書に記載した事項について変更したとき、動物の飼養又は収容を廃止し、若しくは停止したとき、又は停止した動物の飼養又は収容を再開したときは、十日以内に別記第九号様式による動物の飼養又は収容の記載事項変更・廃止(停止・再開)届出書を保健所長を経由して区長に提出しなければならない。ただし、構造設備に関する事項で、区長が軽易な変更と認めるときは、この限りでない。