(目的)

第1条　この要綱は、1歳に満たない子(以下「乳児」という。)を養育している保護者の育児休業の終了に伴う年度途中での保育所への入所の需要に対応するため、保育所の入所の予約(以下「入所予約」という。)について必要な事項を定め、もって保育に欠ける乳児の福祉の向上を図ることを目的とする。

(定義)

第2条　この要綱において「育児休業」とは、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(平成3年法律第76号)その他の法令に基づく育児休業をいう。

(対象者)

第3条　入所予約を利用することができる者は、次の各号のいずれにも該当する保護者とする。

(対象保育所及び受入人数)

第4条　入所予約の対象とする保育所及びその受入人数は、別表のとおりとする。

(申込み)

第5条　入所予約を利用しようとする保護者は、港区育児休業明け保育所入所予約申込書(第1号様式)に区長が必要と認める書類を添えて、別に指定する期間に区長に申し込まなければならない。

(承諾等)

第6条　区長は、前条の申込みがあったときは、その内容を審査し、入所予約を適当と認めるときは、港区育児休業明け保育所入所承諾通知書(第2号様式)により、入所予約を不適当と認めるときは、港区育児休業明け保育所入所不承諾通知書(第3号様式)により申込者に通知するものとする。

(承諾の辞退等)

第7条　申込者又は前条第1項の承諾を受けた者(以下「入所予約者」という。)は、入所予約の申込みを取り下げようとし、又は入所予約の承諾を辞退しようとするときは、速やかに港区育児休業明け保育所入所予約申込取下・辞退届(第4号様式)を区長に提出しなければならない。

(承諾の取消し)

第8条　区長は、入所予約者が次の各号のいずれかに該当する場合は、その承諾を取り消し、港区育児休業明け保育所入所予約承諾取消通知書(第5号様式)により通知する。

(委任)

第9条　この要綱の施行について必要な事項は、子ども家庭支援部保育課長が別に定める。