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10~3万年前 古川の誕生です
07.古川が「今の姿になるまで」をくわしく調べよう
地球が寒く海面が下がり(海退)、港区が陸地となる。陸地に雨がふり、集まって流れをつくり、まわりの土地をけずり始めた(侵食作用)。やがて、水の流れは陸地をたどり海にそそぎ、「古川」が誕生した。
古川の水源は、新宿御苑内の湧き水である。南麻布の天現寺付近で古川に流れ込んでいた旧笄(こうがい)川の水源は、南青山の根津美術館内の湧き水である。今は地下水路(暗渠)となっている旧笄川と古川の合流点は、天現寺付近で見ることができる。
富士山や箱根山がさかんに噴火し、大量に火山灰や軽石が数mの厚さにふりつもり、関東平野に赤土の層(関東ローム層)をつくった。箱根の金時山を登ると、噴火口の跡を観察することができる。
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