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更新日:2024年11月1日
大気汚染は現代を生きる都市生活者にとって無視できぬ問題である。故に、”広報みなとPM2.5 の情報” は大切にせねばならないと考える。そこで、以下の疑問がある:
①港区は平坦な地形ではない。「南青山」地区にも観測点が必要では?
「表参道」は海抜33m の高台である。国道246号線が通り、交通量が多い。麻布/赤坂と近隣に2か所の観測点が存在しているようだが、両者はいずれも相対的に低地であり、高台地点の汚染度を測るに適しているだろうか?又、海風/陸風の影響下にはないのか?
②新橋/品川に観測地点が見られないようだが、如何なものか?
この辺りは、一級の国道が通り、渋滞がしばしば起き、生活者/労働者/観光客もが集中する特色がある。
③同様の視点からは、神谷町/都京タワー辺りのデータも必要ではないだろうか?
港区は古く発展して来た地域である。海浜部には、道路/鉄道/工業地帯が生まれ、その後方には湿地帯があり商業地、その後ろに高台の住宅地。現代では、地下鉄が走り/高速道路が通り/ちぃばすが走り/公園緑地帯が設けられています。そしてそれらが、それぞれの地域の特色を生んでいます。PM2.5の観測データは、地理的な特色毎に提供されるのが望ましいと考える次第です。
港区の環境行政についての貴重なご意見をお送りいただき、ありがとうございます。
港区では、大気汚染状況を測定するための観測点の設置につきまして、東京都の設置状況を踏まえて区の設置場所を選定しています。
PM2.5の測定については、港区では都が設置している測定局3か所に加え、港区が設置している測定局3か所の合計6か所にて行っています。渋谷区では都が2か所に設置し、品川区では都が2か所と品川区が2か所の計4か所を設置しており、港区は近隣区と比較して多くの観測地点で測定しています。
令和6年4月30日付でいただいたご意見について、以下のとおり回答いたします。
①港区は平坦な地形ではないため、「南青山」地区にも観測点が必要ではというご意見について
表参道付近においては、区は赤坂に、東京都が渋谷区宇田川町に設置して測定しています。 青山通り沿いの高橋是清翁記念公園に設置されている赤坂局の標高は約30mあることから、区の高台地域の測定として活用しています。
②新橋/品川に観測地点が見られないというご意見について
新橋付近につきましては芝浦局及び都設置の日比谷交差点局で、品川付近につきましては都設置の港区高輪局及び第一京浜高輪局において測定しています。
③神谷町/都京タワー辺りのデータも必要ではないだろうかというご意見について
神谷町及び東京タワー付近につきましては、近隣の一の橋局にて測定しています。
現在設置している6か所の測定局により、港区の大気環境の傾向を捉えています。ご指摘のとおり、起伏にとんだ港区の地形状況や、時代とともに発展してきた地域の特色をとらえた場所での測定環境となるよう、努めてまいります。
今後も区は、区民の皆様の健康を守るため大気環境の常時監視を行い、引き続き港区ホームページ等で観測結果を公表してまいります。
環境リサイクル支援部環境課
2024年4月
環境・まちづくり-環境-公害(騒音・振動・臭気等)
お問い合わせ
所属課室:企画経営部区長室広聴担当
電話番号:03-3578-2050
外国語対応が必要な人、通訳オペレーター、区の職員の3人で会話ができます。