更新日：2024年11月1日

迷惑駐輪及び田町駅東口の件

内容

自宅マンション周辺の歩道における迷惑駐輪・放置自転車について、港区自転車対策コールセンターへ連絡をしかれこれ一年以上対応をお願いしているが、一向に改善されません。
現在の条例では、放置禁止区域以外は即日撤去てできないことから、警告を貼った上で、一週間後に警告が貼られている場合に撤去可能とのことだが、このような迷惑駐輪をする所有者に対しては有効ではなく、警告札を剥がせばその場所に置き続けることができ、いたちごっこの状態となっており、条例はあるが実効性のなく、無駄な条例ではないかと思う。
港区自転車等の放置防止及び自転車等駐車場の整備に関する条例を確認したところ、平成11年９月27日と相当昔に作成されたものだが、その間に区民の声を反映して見直しの検討をしたことがあるのでしょうか。
少なくとも私からはこの一年間何度も港区自転車対策コールセンターへ連絡しているが、形式的な対応しかされておらず、とても意見が反映されているとは思えません。
例えば当然放置自転車の特徴や防犯登録番号を控えているはずですので、警告札ではなく、個体を特定した上で警告札を貼り、一定期間後に同じエリアに放置されていた場合は撤去ができるよう条例の改定を見直してはいかがでしょうか。この意見については以前お伝えしたことがありますが、現状実現しておりません。意見として上がっていないのかもしれませんが、もし上がっているのであれば、実現していない理由をご教示ください。
また、昨日連絡した際は「駅からかなり離れているので」と、駅距離を理由に対応が難しいとの回答がありました。歩道に放置自転車が置かれていることが、駅からの距離にどのように影響があるのか理解できず、区としての見解を教えてください。
人通りという観点では、当該エリアは小学校やオフィス、住宅が近く、日常的に小学生をはじめとする多くの人が行き来する歩道です。区は、このような区民及び区を利用する人々の安全で快適な生活環境を軽視し、不当に自転車を放置する人の都合を優先するという理解でよろしいでしょうか。
以上、ご意見と対応方針をお聞かせください。

区の対応・考え方

　日頃から港区政にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
　迷惑駐輪への対策について回答いたします。
　区では安全安心な歩道を提供するため、放置されている自転車等に対しては、「港区自転車等の放置防止及び自転車等駐車場の整備に関する条例（以下「条例」という。）に基づき放置自転車等の対策を実施しています。
　条例では「自転車等の放置が著しく、通行の障害が恒常的で、区民の安全で快適な生活環境が阻害されている」状況にあることから、代替となる自転車駐車場を整備し、田町駅東口や品川駅港南口など駅周辺に「放置禁止区域」を設定して、即日撤去を行っております。
　コールセンターからの「駅からの距離」については誤った説明であり、正しくは「放置自転車対策のための一般利用者が利用できる駐輪場からの距離」が問題になります。大変申し訳ありませんでした。
　ご指摘の芝浦四丁目交差点周辺については、田町駅東口駅前などと比較すると、通行の障害の程度及び代替となる一般利用者が利用できる駐輪場がないことから、現段階では放置禁止区域を指定する予定はありません。
　ただし、ご指摘にもあるように芝浦小学校の通学路でもあり当該交差点の西側マンション前の区道及び都道については多くの放置自転車があることから、再度、巡回指導を強化するとともに、小学校とも連携して対応を協議してまいります。

担当課

芝浦港南地区総合支所まちづくり課

ご意見をいただいた時期

2024年6月

関連分野

環境・まちづくり-交通-駐輪場等・放置自転車