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更新日:2024年12月23日
学校選択希望制について意見を言いたい。
学校選択希望制は、確かにメリットもあると思うが、メリットを超えた状況になってきていて、あまりに行き過ぎているので弊害のほうが大きい。運用を廃止するか、できる範囲内にとどめた方が良いと思う。
学区外に越境入学できるというのは、多様性のある、学びの環境の場を提供する制度とうたっているが、実際は特定の学校に集中していて、1学年の生徒数が10年前の2倍になっている。学校によっては希望者が殺到していて、倍率がすごいものになっている
一定の歯止めはかかっていて、誰でも受け入れているわけではないのだろうが、定員の設定が超過していると思う。学区内の生徒100に対して、どうしても親の理由や、本人の理由で越境してくるという生徒が、1人、2人ならわかるが、学区外からの生徒が、10~20人は当たり前で、100に対して50~70になったりしている。これでは「学区」の意味がなくなっている。キャパシティがあれば色々な人が来るのはいいが、実際、都心なのでキャパシティが無い。教室が増やせないでいる。教師も足りていない状態だ。越境入学者が来ることによって、学ぶ環境がどんどん悪くなってきている。
学区外からの越境入学は、どうしてもの理由があるのなら納得できるが、現在、ハード面、ソフト面両方で問題が起きている。教室も教師も足りなくたって来ている。10年前は余裕がありすぎたというわけではないだろうが、現在は小学校1~3年生が2倍になっていて、6年生は少ないままだ。そもそも地元の人は地元の学校に通いたいものだ。小学生なら家から5分くらいの学校に歩いて通うのが良いと思う。それを電車やバスを乗り継いて遠くから通うのもどうかと思う。
入学希望が多い学校は、進学校的な小学校に集中しているようだ。進学率が良いと言う理由だけで、入学希望者が集中して入ってくるのは、地元民にとっては迷惑なことだ。越境入学の理由をちゃんとチェックしているのだろうか?自分の住んでいる学区ではどうしてもだめなのか?安易に受け入れているのではないのか?多すぎる越境入学希望者はお断りするべきだ。
タワーマンションができると、同じ年代の子どもが何百人も増える。すぐには小学校を作ることが出来ないので、隣接する学区に対応を押し付けているようなものではないのか。単に進学率が良いと言う、私にとってどうでもよい理由で、越境してくるので、そこにいる人が不利益を被っている。これはやはりおかしいことだと思う。学校選択希望制の運用について、改めて見直しをしてほしい。
日ごろから港区の教育行政に御理解と御協力をいただき、ありがとうございます。
学校選択希望制により、毎年度、入学者の約9割の児童が希望校に入学しております。また、学校選択希望制の導入以来実施をしている、保護者アンケートにおいても、例年約9割の保護者が制度の継続の意向を示しています。
また、隣接している学校の人数が多くなった場合には、選択希望を停止し、通学区域内の児童が通学できるよう対応しております。
こうしたことから、小学校の通学区域制の復活についての検討は予定しておりませんが、わかりやすい周知に努めるとともに、保護者の御意見等を踏まえ、必要に応じて適切に対応してまいります。
今後とも、港区の教育行政に御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
教育委員会事務局学校教育部学務課
2024年9月
子ども・家庭・教育-学校・幼稚園・教育-教育
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