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更新日:2024年12月23日

施政方針の具体性について

内容

8/1付の広報みなとに記載の新区長施政方針を拝読しました。港区ホームページの全文も読んだ上で感じたこととお願いしたいことをお伝えします。

■感じたこと
・重点的に取り組む5つの施策は、この抽象度としては理解、共感しました。しかし、これらを実現・達成していくために港区はいつまでに何をどのように実行していくのか、具体性・リアリティが感じられませんでした。
・理想を列挙することは簡単ですが、実行していくことは困難が伴います。それぞれの施策(広報みなとP2レベルの抽象度)には簡単に進められない現場や利害関係者等の問題があり一筋縄では達成できないとお見受けします。
・そこをどのように突破していくのか?区長が変わったからといって今までできなかったことができるのか?等々、新区長の方針にのっとり実務を進める区職員の皆様のこれからの仕事について案じました。

■お願いしたいこと
(1)実行計画の開示
施策が絵に描いた餅にならないような実行計画を策定し、区民と共有していただきたい。
(2)KPI/KGIの設定とモニタリング
計画を作った後に進捗をモニタリングできるKPI/KGIを設定し、定量的な目標管理をしていただきたい。
(3)定量的な進捗状況の開示
一定期間単位で、上記を区民に開示し、修正点や変更点をアナウンスした上で施策が進んでいることをわかるようにしていただきたい。

今までの(区民に見える範囲の)港区の目標管理とその結果方向を拝見していると、抽象的・定性的な言葉(「今後も取り組む」「対応中」「今後の検討課題」)が多く、宣言したけどあとは言い方でどうにでもなるし、年度やトップが替われば目標も更新されうやむやになる、という無責任な印象を受けます。目標管理と地に足のついた実行計画の立案と遂行は民間企業では当たり前のことです。港区においてもトップと職員の皆様が当事者意識と責任を持って「やるといったことをやる」自治体になっていただきたいです。

区の対応・考え方

このたびは、区長施政方針に関するご意見を頂戴し、ありがとうございます。
施政方針は、区長が就任した直後の港区議会定例会において、今後の区政運営の方向性をお示ししたものです。
具体的な方策については、区長就任直後から区長と各部門との間で調整を図っており、現在、施政方針の実現に向けた検討を進めています。
早期に実施できるものに関しては予算編成等の機会を捉えて具体的な内容を示すとともに、中長期的に取り組むべきものについては港区基本計画や各個別計画の中で明らかにし、計画的に取組を進めていきます。
進捗状況については、毎年度実施する事務事業評価や港区基本計画を改定する際の政策評価において定量的な指標の設定・評価を行い、その結果を区ホームページ等で広く公表することで、区民の皆さんの理解を得ながら、施政方針で掲げた内容を着実に実現していきます。

担当課

企画経営部企画課

ご意見をいただいた時期

2024年8月

関連分野

子ども・家庭・教育-学校・幼稚園・教育-教育

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電話番号:03-3578-2050