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更新日:2025年6月6日
ページID:166722
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区の対応・考え方
目次
在日米軍司令部の赤坂プレスセンターへの移転について
区民の声の要旨
今でもヘリ騒音と羽田ルートの飛行機騒音に悩まされています。司令部が移転してきたら基地へのヘリの飛来が格段に増えることが容易に考えられます。1月末には米国ワシントン近隣で米軍ヘリと飛行キの空中衝突事故がおき全員死亡したというニュースがあり、人ごとではないとゾッとしました。港区として国に米軍司令部をもってこさせない様強く求めて下さい。羽田新ルートを止めて下さい。
区の対応・考え方の要旨
本年3月31日、防衛省から、在日米軍の統合軍司令部へのアップグレードの開始についての情報提供がありました。米軍ヘリポート基地(赤坂プレスセンター)にかかる主な内容は以下のとおりです。
・在日米軍は、自衛隊の統合作戦司令部(JJOC)創設とタイミングを合わせ、統合軍司令部へのアップグレードを開始する
・在日米軍内に、JJOCと米軍の連携を専門に扱う部署を新設する
・当該部署の人員は、赤坂プレスセンターのサテライトオフィスを拠点とし、日常的に防衛省・自衛隊等のカウンターパートと連絡・調整を行う予定
・当該部署の設置のみをもって、在日米軍が統合軍司令部にアップグレードされたこととなるわけではなく、統合軍司令部が赤坂プレスセンターに設置されるものではない
・米側からは、施設の新設や大規模改修の予定はない、地元に影響が生じるような新たな航空機等のアセット(装備品)の配備計画は現在なく、近隣への騒音等の影響は発生しないとの説明を受けている
・在日米軍の統合軍司令部へのアップグレードの細部については、引き続き、米国内での検討を経た上で日米の作業部会を通じ議論される
・こうしたことから、防衛省としては、基地負担の増加につながるものではないと認識しており、今後も防衛省は、米側に対し、周辺住民への影響が最小限となるよう粘り強く働きかけるなど、可能な限り基地負担の軽減に努めていく
これを受け、区及び区議会は、4月3日に防衛省に対し、赤坂プレスセンターに在日米軍の新たな部署が設置されることで、基地の恒久化につながる強い懸念を伝えるとともに、①米国に対し、地元自治体の懸念や近隣住民の不安を伝えた上で改めて基地の撤去を求めること、②現在の「アップグレード」の内容についてさらに詳細な情報提供を区に行うこと、③日米の作業部会を通じた議論の過程において当区への情報提供及び意見聴取を随時行うこと、の3点を緊急要請しました。
本年2月4日に行った防衛省に対する米軍ヘリポート基地撤去要請行動においても、区長から、ワシントンにおける旅客機と米軍ヘリコプターの衝突事故が、同様の事故発生の不安を周辺住民に与えていることを指摘するとともに、米軍ヘリコプターの運用基準等の情報提供を求めました。
引き続き、区は、区民の安全で安心な生活を守るため、区議会や地域の皆様とともに、米軍ヘリポート基地の早期撤去を目指してまいります。
また羽田新ルートについては、令和7年2月13日に区長と区議会議長は国土交通省を訪れ、一日も早い第7回羽田新経路の固定化回避に係る技術的方策検討会の開催等の要請を行いました。
区と区議会は引き続き、区民の生活環境を守る立場から、区民のみなさんのご意見やご要望を国に伝えるとともに、国の責任において、区民の不安や疑問の払しょくに向けた丁寧な説明や羽田新経路の固定化回避に向けた検討を加速するよう求めてまいります。
担当課
総務部人権・男女平等参画担当
ご意見をいただいた時期
2025年3月
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