虎ノ門４丁目事務所ビル建築計画への指導のお願い

区民の声の要旨

事務所ビル建築計画について、
歩道上の柱設置、セットバック未実施、景観計画への抵触が懸念されます。
本計画の見直しを建築主に指導してほしいです。
特別区道811号線の道路幅員確保、セットバックした計画への見直し、「港区景観計画（平成27年度改定）」に抵触しない意匠等への計画変更を港区景観審議会での審議と事業主への指導を求めます。

区の対応・考え方の要旨

計画については、計画敷地の前面道路部分は歩道がなく車道部分で接道しています。計画敷地内では、歩行者の安全性に配慮し対象敷地の南北の歩道と連続した有効幅員２ｍの歩行者空間を確保すると設計者から聞いています。
②については、対象敷地の前面道路は、現在、道路法上１２ｍの道路ではありません。なお、本計画地の前面道路は、都市計画道路に指定されておらず、道路拡幅の予定はないため都市計画道路による建築制限はありません。
③については、隣地の歩道と接続するよう１階部分の壁面を後退し、歩行者通路を設け、歩行者空間の連続に配慮しています。区は景観事前協議の中で、港区景観計画の景観形成基準に沿って景観誘導を行いますが、ご指摘の内容は、配置、形態、意匠、色彩等の景観形成基準から逸脱していないため、景観事前協議を終了しています。

担当課

街づくり支援部開発指導課

ご意見をいただいた時期

2025年3月

環境・まちづくり-建築・開発-建築物(大規模・中高層含む)

関連分野

環境・まちづくり